「原っぱと遊園地」、建築家・青木淳さんの書籍を肴にした、こぼれ話の回。
主題は「”原っぱ”的な在り方」を、我々の日常生活における具体的な場面で考えるとどうなのだろうか、という内容。
星野さんと私(粟野)、互いの”原っぱ”的な家族・他者との関係性、生活スタイルから、(内輪の話で恐縮ですが)20~40代、北海道や関西からも参加いただいた神田・横みちオフィス「開設6ヶ月記念」忘年会の話など。
”原っぱ”的な在り方の難しさと対応法を、飲み会・パーティ・BBQに参加した場面や、星野さんの3回の転校経験や転職をしたときの「所在のなさ」を手がかりに展開しました。
ビジネスの場では”原っぱ”と真逆の在り方(用意周到な準備やわかりやすさ等)を求められ、
この(気ままにやっていそうな)「読書の時間」の収録であっても、何も下準備・補助線がなく、「はい、どうぞ。二人で何か面白く対話してください」では成立しない。
遊園地の遊具、教科書、ビジネスのルール・・・
そういった規定のものを絶対視せず、一種の材料・土壌にして、別の見方をしていく・扱い方をしていく。
そのあたりの「読み替え・ある意味の誤読・解釈の余地」、といったものが大事なのだろうなと思います。
さて建築家・青木淳さんの「原っぱと遊園地」という概念、いかがだったでしょうか。
引き続き取り扱う書籍に関するコメントやご要望なども絶賛、お待ちしております。
それでは、次回34冊目の読書の時間でもお会いしましょう。
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