「走ることは全身運動 運動会でベストを尽くすために必要なこと」
秋の運動会が、あちらこちらの学校で開催されています。
個人競技、集団競技、どちらも心身の発達を促進する機会ですね。
しかし、運動会は苦手・・・
というお子さんも、いらっしゃいます。
そこで、11月のPodcastでは、徒競走やダンスなどの行事と身体の整え方について考察します。
まず、オリンピックの陸上選手の走り方を想像してください。
100m走やハードル、砲丸投げなどに出場する選手は、ふくらはぎや太もも、肩などの筋肉が発達しています。
それに対して、マラソン選手は、身体の軸や深い部分に筋肉が発達しています。
人間の身体には、2種類の筋肉があり、瞬発力を司る「速筋」と、持久力を司る「遅筋」です。
短距離走は速筋が、長距離走は遅筋が活躍することになります。
小学生の内は、短距離走が主となりますので、速筋が発達していると早く走ることができます。
走るというと足の筋肉に注目しがちですが、以下の3つが整うと安定した走りになります。
◎身体の柔軟性&協調性を整える
◎体幹の筋肉と手足の繋がりを深める
◎瞬発力と持久力の筋肉をバランスよくつくる
特に大きな力を発揮する「体幹支持筋群(コア筋)」を整え、その情報を手足につなぐことが重要です。
そのためにも、四つ這いの姿勢で、手足を交互に出す「クロス・クロール」をお勧めします。
ハイハイの動きは、全身運動ですから、瞬発力と持久力を同時に活性化でき、平衡感覚を高めます。
20回を1セットとして、朝晩に行ってみてください。
バランスを崩すと危険ですから、ヨガマットなどをひいて行ってください。
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