読書の時間の35冊目は、「共感という病 いきすぎた同調圧力とどう向き合うべきか?」永井陽右さん。
www.amazon.co.jp/dp/476127560X
永井陽右さんは、国際紛争などの解決を図るNPO法人アクセプトインターナショナルの代表理事。
2021年にはニューズウィーク日本版「世界に貢献する日本人30人」に選出されるなど、注目されている方です。
(なお、同法人の活動は非常に特殊で、例えばテロ組織・構成員の再社会化を支援するという、難度が高い活動をされていらっしゃいます。)
1週目は、「共感に対する胡散臭さ」という部分から
我々が感じること・発想することを、筋書きなしに対話。
星野さん曰く
「日常生活で普通に感じている・知っている言葉や概念を、
”お上”から押し付けられてしまうと、全く同じものなのに、違和感を持つ。ピュアな心を侵されるような感覚になるよね」
という部分は、まさに(自然な意味での)「共感」。
発信者側の意図・「泣かせよう」ストーリーが見える作品のようなものかもしれません。(「宇宙兄弟」や「実写版ドラゴンボール」への横みちに展開)
さて、2週目に取り上げるキーワードは以下の3つです。
1.共感が生む対立・争い
2.共感(empathy)と同情(sympathy)
3.知性と集団
それでは、読書の時間 35冊目の2週目でもお会いできることを楽しみにしています。