【センシティブな内容が含まれます!】
今回の「ARTで遊ぼう」で取り上げるのは「美しい春画-北斎・歌麿、交歓の競艶-」(細見美術館|9/7~11/24)。人の性愛・性行為を題材にした絵画「春画」をテーマとした展覧会です!
「春画」は特に江戸時代、浮世絵の一ジャンル、美人画の延長として盛んに制作されました。明治以降に西洋の倫理観の影響で長くタブー扱いされていましたが、2013年に大英博物館、そして2015・2016年に日本の永青文庫(東京)と細見美術館(京都)で春画展が開催され、取り上げられる機会が増えています。
細見美術館では8年ぶりの春画展である「美しい春画」展は、単に「春画」を紹介するだけでなく、肉筆画(絵師直筆の一点もの)を中心に春画の美しさそのものにスポットを当てた内容になっています。
「ARTで遊ぼう」では、前編では日本の「春画」ジャンルの特徴や歴史をおさらいしながら「春画」とはなにか?をトーク。後編では「美しい春画」展の見どころや感想をトークします。
表に出しにくいテーマ故に、自由な表現と絵師の技術の粋が詰まった傑作が多数生み出された「春画」の世界。単に卑猥の一言では片付けられない!自由で美しく面白い魅力にふれてみませんか?