【テーマ本】
神沢利子|流れのほとり
児童文学作家の神沢利子さんが、当時日本領の南樺太で過ごした幼少期を振り返る自伝的小説。
樺太の厳しくも美しい自然環境で、時に悩み立ち止まりながらも、強く逞しく成長していく少女の姿を描きます。
児童小説ですが、大人が読んでも面白い。忘れていた、子供の頃のみずみずしい感性が蘇ります。
~あらすじ~
一九三一年の夏、麻子たち一家は、炭鉱技師である父さんの赴任地、樺太の奥地に向かいます。柳蘭の花咲く原野を汽車でゆられていったその先に、麻子を待っていたのは、きらきらひかる川でした……。幼いころの作者の目に焼きついた北の自然と、子どもたちの生活を描いた回想の物語。
(福音館文庫版あらすじ)
読書ラジオ「本の海を泳ぐ」です。
この番組では、高校時代からの友人である3人の読書好きが、ゆるーく読書会をする様子をお届けします。
毎回テーマ本を1冊選び、感想や魅力について語り尽くします。
どなたでも大歓迎です。ぜひ気軽に読書会にお立ち寄りください。
※番組にはテーマ本のネタバレが一部含まれておりますので、ご了承ください。
- タツヤ : 内田洋子作品が好き。最近、太宰治の作品を全部読むことを決意。
- ヒロシ : ファンタジー小説が好き。歴史関連の本をよく読む。
- トモヤ : 星新一、森見登美彦、住野よるが好き。「一行」コーナーを担当。
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