#4 神沢利子|流れのほとり

読書ラジオ|本の海を泳ぐ

28-11-2022 • 14分

【テーマ本】

神沢利子|流れのほとり


児童文学作家の神沢利子さんが、当時日本領の南樺太で過ごした幼少期を振り返る自伝的小説。

樺太の厳しくも美しい自然環境で、時に悩み立ち止まりながらも、強く逞しく成長していく少女の姿を描きます。

児童小説ですが、大人が読んでも面白い。忘れていた、子供の頃のみずみずしい感性が蘇ります。


~あらすじ~

一九三一年の夏、麻子たち一家は、炭鉱技師である父さんの赴任地、樺太の奥地に向かいます。柳蘭の花咲く原野を汽車でゆられていったその先に、麻子を待っていたのは、きらきらひかる川でした……。幼いころの作者の目に焼きついた北の自然と、子どもたちの生活を描いた回想の物語。

(福音館文庫版あらすじ)


読書ラジオ「本の海を泳ぐ」です。

この番組では、高校時代からの友人である3人の読書好きが、ゆるーく読書会をする様子をお届けします。

毎回テーマ本を1冊選び、感想や魅力について語り尽くします。

どなたでも大歓迎です。ぜひ気軽に読書会にお立ち寄りください。

※番組にはテーマ本のネタバレが一部含まれておりますので、ご了承ください。


- タツヤ : 内田洋子作品が好き。最近、太宰治の作品を全部読むことを決意。

- ヒロシ : ファンタジー小説が好き。歴史関連の本をよく読む。

- トモヤ : 星新一、森見登美彦、住野よるが好き。「一行」コーナーを担当。


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