高知の里山に生息するめずらしいチョウ3種について紹介します。今回は「ビデオポッドキャスト」として、チョウの画像(静止画)とともにお送りします。Spotifyアプリからご視聴ください。
1)ツマグロキチョウ:マメ科のカワラケツメイのみを食べる絶滅危惧種。カワラケツメイが高知では「きし豆茶」として栽培されているため、その畑にツマグロキチョウが生息しています。
2)クロヒカゲモドキ:高知では棚田の尾根筋などに生息しています。そこにはしいたけのほだ木のためにクヌギの雑木林が維持されています。
3)クロツバメシジミ:幼虫は多肉植物のツメレンゲやマンネングサを食べます。高知では棚田の石垣などに生息しています。
■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram・泉 淳稀(大学院生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書 すごい進化 中公新書・『博士の愛したジミな昆虫』岩波ジュニア新書