#2-06 土の中の微生物と地球温暖化。その衝撃の関係【別役重之 准教授編②】

ReTACTION Radio ~知とビジネスと仏教の交差点~

07-10-2024 • 17分

▼今回のトーク内容:

「ムーンショット型研究開発事業」/内閣府が「世界を変えるような研究を」とスタート/様々な分野の研究に研究費/その中で土壌微生物分野を研究/植物に必要な菌(根粒菌)の存在/植物の生育に資する/でも温暖化を進める「一酸化二窒素」も出してしまう/農業の肥料なども温暖化ガスに変えられてしまう/一酸化二窒素を出さないようにする根粒菌の研究/植物ー微生物相互作用に関する研究の力で温暖化を防ぐ/どんな土壌でも有効に働く微生物の研究・開発/政府主導の研究なので期限がある/世界中の仲間が引き継いでぜひ「ライフミッション」に

▼番組概要:

「自省利他」という行動哲学を打ち出し、社会に貢献できる人や活動を生み出す「仏教SDGs」を掲げる龍谷大学。そこに蓄積された研究は、多くの場面で社会やビジネス・経済に実装されている。研究は実社会をどのように変えているのか、研究から見える近未来の像とは。知的好奇心を喚起させるトークセッションの中から導き出す。MCは関西を拠点に活動するラジオDJ・大抜卓人。毎週火曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#リタクションラジオ ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:

⁠⁠retaction@ad.ryukoku.ac.jp⁠⁠

▼龍谷大学公式サイト

⁠⁠https://www.ryukoku.ac.jp/⁠⁠

▼出演:

別役 重之(龍谷大学農学部・准教授)

専門は植物保護科学、植物分子・生理科学、植物免疫学、微生物生態学。ケルン大学数学・自然科学部で博士を取得、マックスプランク植物育種学研究所・研究員、東京大学大学院・理学系研究科特任研究員、筑波大学・生命環境系准教授などを経て、2020年より現職。「ERATO」グループリーダーや、JSTのさきがけ研究者を歴任。2020年度、植物科学の進歩に寄与する、独創的で国際的にも優れた論文を発表した著者に授与される「PCP論文賞」を受賞。NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構による「ムーンショット型研究開発事業・南澤プロジェクト」に参画。農業生産を“省エネ”せずに地球温暖化ガス発生を抑制する研究を推進。

大抜 卓人(ラジオDJ、MC)

1974年生まれ。奈良県生駒市出身。アメリカ Franklin Pieace University マスコミュニケーション学部ラジオ学科を卒業。ラジオDJ、MC、テレビの司会者、声優、クラブDJとして幅広く活躍中。現在の担当番組に、読売テレビ「キューン!」、読売テレビ「ピーチカフェ」、NHK「ほっと関西」、奈良テレビ「ゆうドキ」、FM802「TACTY IN THE MORNING」がある。

▼ディレクター:

関岡 憲彦

▼プロデューサー:

野村 高文 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼制作:

Podcast Studio Chronicle ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼カバーデザイン:

國弘 朋佳