▼今回のトーク内容:
中国・新疆ウイグル自治区/シルクロードで一番芸術性の高いベゼクリク仏教石窟の壁画/日本で復元/各国の調査隊が壁画の断片を自国に持ち帰った/NHKとの共同作業/各国の博物館・美術館に働きかけ写真データを入手/それでも欠けた部分は探検隊の報告書や類似の絵画資料をもとに独自に復元/出来た復元ドキュメント番組「新シルクロード 灼熱の大画廊」の試写で涙/世界各国の美術館から絶賛/龍谷ミュージアムで常設展示/龍谷ミュージアムは2011年に開館/龍谷大学になかったミュージアム/仏教文化の多様性、「仏教って面白い」を伝えたかった/改めて、壁画復元の困難さ/描かれている人物の指一本で3か月かかったことも/壁画の描かれた社会状況/ウイグル人の仏教への改宗/ウイグルの人々がいかに仏教を大切にしたか/ウイグルで仏教壁画が描かれた時期に大きな戦争はなかった/「和」をつくり出すのが仏教/仏教が異民族行き交うシルクロードで広まったのは何故か
▼番組概要:
「自省利他」という行動哲学を打ち出し、社会に貢献できる人や活動を生み出す「仏教SDGs」を掲げる龍谷大学。そこに蓄積された研究は、多くの場面で社会やビジネス・経済に実装されている。研究は実社会をどのように変えているのか、研究から見える近未来の像とは。知的好奇心を喚起させるトークセッションの中から導き出す。MCは関西を拠点に活動するラジオDJ・大抜卓人。毎週火曜日配信。
▼番組ハッシュタグ:#リタクションラジオ ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:
▼龍谷大学公式サイト
▼出演:
入澤 崇(龍谷大学長/仏教学者)
1955年、広島県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学(文学修士)。龍谷大学文学部教授などを経て、2017年に龍谷大学長に就任。龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センターの一員として、トルファンのベゼクリク石窟の壁画復元に従事した様子が、2005年3月にNHK「新シルクロード」で放映された。2008年にイランの仏教遺跡を発見。大きな反響を呼んだ。
大抜 卓人(ラジオDJ、MC)
1974年生まれ。奈良県生駒市出身。アメリカ Franklin Pieace University マスコミュニケーション学部ラジオ学科を卒業。ラジオDJ、MC、テレビの司会者、声優、クラブDJとして幅広く活躍中。現在の担当番組に、読売テレビ「キューン!」、読売テレビ「ピーチカフェ」、NHK「ほっと関西」、奈良テレビ「ゆうドキ」、FM802「TACTY IN THE MORNING」がある。
▼ディレクター:
関岡 憲彦
▼プロデューサー:
野村 高文 https://twitter.com/nmrtkfm
▼制作:
Podcast Studio Chronicle https://chronicle-inc.net/
▼カバーデザイン:
國弘 朋佳