美白や抗酸化、皮脂抑制など、幅広い効果で世代を問わず人気のビタミンC化粧品。成分の安定性や浸透性を高めたビタミンC誘導体は、それぞれ特徴を理解することで肌悩みへの効果的なアプローチが叶うのでぜひ知っておこう。また、シン化粧品学おなじみの”化粧品表示のからくり”は、ビタミンC化粧品でも。訴求に踊らされそうになった友人を思わず止めたMC小林のエピソード、あるよね。共感。損をしない製品選び、見るべきはパッケージに書かれた小さな「※」と・・・
【主なビタミンC誘導体】
◆水溶性:主に化粧水や水性成分ベースの美容液に配合
・3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)
・リン酸アスコルビルMg(通称:APM)(部外品:リン酸L-アスコルビルマグネシウム)
・アスコルビン酸Na(通称:APS)(部外品:リン酸L-アスコルビルナトリウム)
・アスコルビン酸グルコシド
◆油溶性:主にオイル美容液やクリームに配合
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(通称:VCIP)
・パルミチン酸アスコルビル
◆両親媒性:水溶性・油溶性のいいとこどり
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(通称:APPS)
・イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(通称:APIS)
・ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸
◇成分検索のデータベースサイト『Cosmetic-Info.jp』