朗読のアナ 寺島尚正
09-12-2024 • 14分
盟友の正岡子規の食い意地について尋ねられた夏目漱石は、思い出すままに語り出します。諧謔精神でつながった二人ですから、気取りや持ち上げるなど野暮なことはせずに、飄々と子規の魅力を浮き上がらせます。二人の気のおけない関係がうらやましくなります。