Vol.3 応用言語学(3/3)【文理融合で拓く英語教育の未来】"言語テスト妥当性研究"が支えるAI設計の妥当性 / 澤木泰代教授 / 松山洋一氏

早稲田大学Podcasts 博士一歩前

20-06-2024 • 23分

早稲田大学教育・総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに迎え、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに三回にわたってお届けした応用言語学シリーズの最終回。


澤木教授と「LANGX Speaking」の開発を手掛ける松山洋一氏のお二人に「LANGX Speaking」を支える技術や概念について伺いながら、「テクノロジー(AI)をどうデザインしていくか?」について、人文科学/社会科学の分野から考えることの重要性を探ります。

書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/102084

からご覧ください。


ゲスト:澤木泰代

教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本県八代市生まれ。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて、アソシエイト・リサーチ・サイエンティスト(常勤准研究員)、リサーチ・サイエンティスト(常勤研究員)として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。主著に「大規模言語テストの妥当性・有用性検討に関する近年の動向」(『言語教育評価研究』誌掲載)など論文多数。


ゲスト:松山洋一

株式会社エキュメノポリス 代表取締役で、早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構客員研究員准教授。専門は、会話AI技術。早稲田大学基幹理工学研究科博士(工学)取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式パーソナルアシスタントプロジェクトをはじめ、会話AIエージェントに関する産学連携研究開発プロジェクトを率いる。2019年に早稲田大学知覚情報システム研究所主任研究員に着任し、その研究成果をもとに、2022年5月 に株式会社エキュメノポリスを創業し、AIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」を開発。


ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。