【使える経営学 #14】役割分担のシステム

研究室でおしゃべり!ラジオde経営学

13-05-2022 • 18分

【テーマ】

能率を追求するための組織構造とは


【内容】

・そもそも「組織」って何?

・近代組織論の父、バーナード(C.I.Barnard)

組織…2人以上の人々によって意識的に調整された活動や諸力のシステム。

・役割分担をすると効率が良くなる→安くて良い品が作れる。

・仕事の細分化…誰もができる仕事にまで分割することで、作業が速くなる。

・効率の最大化=「組織」

→組織化されていないということは、効率が悪いということ。

・大量生産システムが効率的である理由。

→専門化の原則、統制の幅原則。

・統制の幅原則…部署ごとに管理者を決めて、社長はその管理者を管理する(ピラミッド型組織)。

・管理者は、部下がやっている仕事とは違う仕事をする人。

→管理、監督。指示、命令により部署をとりまとめる人。

→現場の人が判断する必要が無くなるので効率が向上。

(現場で判断しようとすると混乱が生じやすく、判断するための能力も必要。)

・命令一元化の原則…上司(管理者)は一人であること。複数人からの指示・命令は×。

・管理者としての専門性を高めることも重要。


【出演】

佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)

★皆さんからのおたよりもお待ちしています!

https://forms.gle/1HcvVrtbrMswTp6k8


【使える経営学シリーズ】

“ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経営学の知識をわかりやすく紹介。

日々の仕事や生活に役立てられるよう、日常とのつながりを大切に進行していきます。

リスナーさんご自身を取り巻く環境や出来事と関連付けて、「使う」ことをイメージしながら聴いていただけると嬉しいです。