東洋経済Voice Insight
09-04-2023 • 7分
セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス。2023年2月期は、売上高にあたる営業収益が11兆8113億円(前期比35%増)と、日本の小売業で初めて10兆円を超えました。絶好調に見えますが、前途多難です。
公正取引委員会は3月30日、中部電力とその子会社、中国電力、九州電力とその子会社に対し、カルテルを結んだとして、排除措置命令と課徴金納付命令を下しました。課徴金の総額は1010億円。経営への影響はそれだけにとどまりません。