茶わん屋の十四代目で中小企業支援家の岡田高幸(https://sr14th.com)とアシスタントにしべちえがお送りする経営者向けのおしゃべり番組。 お便りはこちらから→ https://forms.gle/NyEM3MPJnN5MDbB16
商業施設が閉業する最後の瞬間が報道されることがあります。お店のシャッターが閉まる前に責任者がスピーチをして、それを見守る地元の人々といった構図のあれです。私も家業の本店があった土地建物を売却しなくてはならず、本店最後の営業日にシャッターを閉めるボタンを押したことがあります。先祖代々の土地を守り切れなかった情けなさと、何かが足りなかったからこのような結末を招いてしまった不甲斐なさとが合わさり、まったく愉快でない瞬間でした。
あの時の悔しい思いが、私が中小企業支援家として働く原動力になっているのかもしれません。