コシバタカシのコミュニティFM大図鑑

FMHOT839 エフエムさがみ 83.9MHz

市町村を単位としたラジオ放送局「コミュニティ FM」 にスポットを当ててその魅力をお伝えしていく番組です。 パーソナリティーはコミュニティ FM 大図鑑、編集長のコシバタカシです。 全国津々浦々のコミュニティFMへ足を運んで取材した「魅力」を紹介します。 ※地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております コミュニティFM大図鑑 http://blog.livedoor.jp/thp_cfm/ ========== FMHOT839 エフエムさがみ ■放送中の番組を聴く https://fmplapla.com/fmsagami ■X(旧Twitter) https://x.com/fmhot839 ■公式HP https://www.fm839.com/ read less
社会・文化社会・文化

エピソード

#128 はれラジ(長野県東御市) / FMやんばる(沖縄県名護市)
29-09-2024
#128 はれラジ(長野県東御市) / FMやんばる(沖縄県名護市)
【2024年9月21日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は長野県東御市 のはれラジをピックアップします。 「はれラジ」のキーワードは「晴天率」「多ジャンル」 「防災」 のの3つ。 2004年に東部町と北御牧村が合併 して誕生した市で、語呂合わせで毎年10月3日は「東御の日」と し ている。 2010 年10月の東御の日に開局。全国259番目。 東御市は晴天となる日が多く、湿度が低いため夏でも快適に過ごせて、冬でも平地はあまり雪が降らないそう。 2019年からの愛称「はれラジ」は、この晴天率の高さが由来。「太陽のように明るくて温かくみんなに愛される放送局」という意味が込められています。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。2021年12月、沖縄県名護市のFM やんばるが製作した紙芝居『ヤールーがみていた大冒険~がじゅまるをとりもどせ!~』を基にしたミュージカルが上演された話題をお伝えします。 地元の子供たちに名護で獲れる食べ物のおいしさと、土地の豊かさを伝えたいと思い特別番組『35時間ジモティーラジオ~地産地消で子供たちに紙芝居を~』を放送。子どもたちに名護の資源の豊かさを知ってもらうための紙芝居を作ることを掲げ、その資金集めのため、市内で集めた食材で100%名護産のカレーを作成。 この売り上げを元手に、紙芝居 『 ヤールーがみていた大冒険~がじゅまるをとりもどせ!~』を作り、市内全ての幼稚園と小学校に寄贈。その後2021年12月に舞台化されました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#127 FMレキオ(沖縄県那覇市) / BeFM(青森県八戸市)
17-09-2024
#127 FMレキオ(沖縄県那覇市) / BeFM(青森県八戸市)
【2024年9月14日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回も「沖縄シリーズ」と題して、多くのコミュニティ FM がある沖縄県の局を取り上げていきます。 今回は沖縄県那覇市の「FMレキオ」をピックアップ。 「FMレキオ」のキーワードは「地域」「懐かしい音楽」 「結い」の3つ。 2006年7月開局。全国199番目。「レキオ」とは、ポルトガル語で琉球を表していて、「ウチナーンチュ(琉球の人)として放送することを大切にしたい」という思いが込められています。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。1999年4月、青森県八戸市のBeFMがアマチュア無線「BeFM無線クラブ(BeRC)」を結成した話題です。 緊急時にボランティアが、地域の情報をアマチュア無線を使って提供してもらう「BeFM無線クラブ」 を結成。 コミュニティFM 局がアマチュア無線クラブを立ち上げたのは、全国で初めての試みでした。その後、秋田県鹿角市の鹿角きりたんぽ FM、茨城県水戸市のFM ぱるるん、神奈川県海老名市のFM カオン、愛媛県今治市のFM ラヂオバリバリなどでもアマチュア無線クラブの運用を始めたほか、2022年には神奈川県逗子市・ 葉山町の湘南ビーチ FM が、開局30周年記念でアマチュア無線局を1年間運用しました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#126 FM21(沖縄県浦添市) / FMオホーツク(北海道北見市)
16-09-2024
#126 FM21(沖縄県浦添市) / FMオホーツク(北海道北見市)
【2024年9月7日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回も「沖縄シリーズ」と題して、多くのコミュニティ FM がある沖縄県の局を取り上げていきます。 今回は沖縄県浦添市の「FM21」をピックアップ。 「FM21」のキーワードは「懐メロ」「てだこウォーク」「BEGIN」の3つ。 2002年1月開局。全国152番目。「FM21」 というステーションネームは、21世紀の夢を実現したいという思いが込められています。自社製作番組は80 本以上、パーソナリティーは120 名以上で、その多くが生放送。パーソナリティーは70 代が一番多いが、機械操作は自分たちで行っているそうです。 番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は北海道北見市の「FMオホーツク」を紹介。 北見市は冬の降雪量が多く、大雪になると交通どころか情報の流れも止まるため、災害時に役立つメディアとしてコミュニティFMの開局が計画されていましたが、なかなか開局には至りませんでした。 こうした状況の中、北見で不動産業を営む藤澤利光さんか 新たな情報伝達手段としてコミュニティFMの開局準備に取り組み2008年に開局。 10年あまり放送を続けてきた FM オホーツクでしたが、藤澤さんが 2021年秋に体調を崩し、回復することなく2022年に亡くなり、FMオホーツクは身動きが取れない状態になってしまいました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#125 FMたまん(沖縄県糸満市) / FMチャッピー(埼玉県入間市)
06-09-2024
#125 FMたまん(沖縄県糸満市) / FMチャッピー(埼玉県入間市)
【2024年8月31日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回も「沖縄シリーズ」と題して、多くのコミュニティ FM がある沖縄県の局を取り上げていきます。 今回は沖縄県糸満市の「FMたまん」をピックアップ。 「FMたまん」のキーワード「旧暦(本暦)」「いちまんがいちばん」「地域密着」の3つ。 1997年4月開局。全国66番目。糸満市の情報を発信して、市民で共有しようと、地元で不動産業を営む照屋信吉さんを中心に、商工業者によって開局。愛称の「たまん」は 、糸満市の魚である ハマフエフキという魚の沖縄のことば。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。2012年7月、埼玉県入間市のFMチャッピーが、イオン入間店(現在のイオンスタイル入間)にサテライトスタジオをオープンた話題です。 本社スタジオは開局以来、茶畑が広がる入間ケーブルテレビの敷地内にあり、スタジオの構造上、一般の人が見学することができず、誰もが自由に見学できるサテライトスタジオを作ることが長年の悲願でした。地域の流通拠点になっていたイオン入間店 には、東日本大震災を機に、流通拠点だけではなく、地域情報の発信機能も求められていることを強く感じ、 FM チャッピーと進めていたサテライトスタジオの構想を本格化させた経緯を紹介しています。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#124 FMぎのわん / ぎのわんシティFM(沖縄県宜野湾市)
27-08-2024
#124 FMぎのわん / ぎのわんシティFM(沖縄県宜野湾市)
【2024年8月24日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今週から「沖縄シリーズ」と題して、全国47都道府県で2番目に多くコミュニティ FM がある沖縄県の局を取り上げて いきます。 今回は沖縄県宜野湾市の2つのラジオ局「FMぎのわん」「ぎのわんシティFM」をピックアップ。 「FMぎのわん」のキーワードは「チャレンジ」「防災」「景色」の3つ。 2015年10月開局。全国315番目。宜野湾市はこれまで何度かコミュニティFMの計画があったが 開局できなかった歴史があり、当時沖縄県にある市の中で宜野湾にだけコミュニティ FM がない「空白地」でした。その空白を埋めるため、沖縄市のFMコザに携わっていた山内一郎さんなどを中心に準備を進め、念願のコミュニティ FMが開局しました。 「ぎのわんシティFM」のキーワードは「参加型ラジオ」「つながり」「大学病院」の3つ。 2016年8月開局。全国326番目。宜野湾市にあるデルタ電気工業が、電気設備事業 のノウハウを地域貢献に活かすためにコミュニティFMの事業に進出 し て開局。 FMぎのわんが北部エリアを中心にしているのに対して、ぎのわんシティFMは南部 エリアを中心としていて、2局で宜野湾の情報をカバーする形になっています。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#123 エフエムふじごこ(山梨県富士吉田市) / さくらFM(兵庫県西宮市 芦屋市)
27-08-2024
#123 エフエムふじごこ(山梨県富士吉田市) / さくらFM(兵庫県西宮市 芦屋市)
【2024年8月17日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は山梨県富士吉田市の「エフエムふじごこ」をピックアップ。キーワードは「防災」「吉田のうどん」「志村正彦」の3つ。 2016年 2月開局。全国 319番目。富士吉田市は富士山に近く、いつ起こるかわからない富士山の噴火に対する備えが求められています。富士吉田市は防災行政無線y整備され、ケーブルテレビ局もありますが、新潟県中越地震を きっかけに、富士吉田市とケーブルテレビ局はこれらを補う緊急時の情報伝達手段の検討を開始。その後2011年 3月に発生した東日本大震災で、停電によりケーブルテレビでの情報伝達が できなくなったため、コミュニティFMを開局することになりました。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。2020年8月。兵庫県西宮市と芦屋市をエリアとするさ くら FMが、全国高校野球選手権大会の大会歌『栄冠は君に輝く』を、連日オンエアた話題です。 夏の風物詩として親しまれている甲子園。 2020年は新型コロナウイルスが猛威を振い中心が決定。地元のさくらFMでは、甲子園の中止を受けて何かできないかと考えて、かできないかと考えて、大会歌として親しまれている『栄冠は君に輝く』をラジオで流すことを企画。市立西宮高校に提案をしてコーラス部が歌ったものをオンエアすることになりました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#122 しなラジ889 FMしながわ(東京都品川区) / FMじょんぱ(仙台市宮城野区)
16-08-2024
#122 しなラジ889 FMしながわ(東京都品川区) / FMじょんぱ(仙台市宮城野区)
【2024年8月10日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は東京都品川区の「しなラジ889 FMしながわ」をピックアップ。キーワードは「5周年」「地域密着」「防災」 の3つ。 2019年6月開局。全国352番目。令和になって初のコミュニティFM局。品川区は災害対策強化の一環として、災害時の情報発信手段を複層化することを目的にケーブルテレビ品川にコミュニティ FM の設立を依頼、ケーブルテレビ品川 が中心となって開局しました。 番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は仙台市宮城野区の「FMじょんぱ」を紹介。 代表だった方は仙台出身で1978年の宮城県沖地震を経験し、 大阪の大学に通っていた1995年には阪神・淡路大震災にも遭遇。停電でテレビを見ることができず、ラジオが情報提供に有効であることを実感し、きめ細かな情報を届けることができるコミュニティFM の良さに感銘を受け、その後宮城野区に新たなコミュニティ FM を開局することを決意。しかし仙台市内の他のメディアとの競合もあり経営的に苦戦をしていました。 2006年11月の取締役会で閉局することを決め、翌2007 年、7年半の歴史に幕を閉じましたが、その8年後の 2015年8月、楽天イーグルス自ら「Rakuten.FM TOHOKU 」を立ち上げ、日本初のスポーツチームが直接運営する放送局として開局しました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#121 FM AZUR(青森県むつ市) / FMはしもと(和歌山県橋本市)
10-08-2024
#121 FM AZUR(青森県むつ市) / FMはしもと(和歌山県橋本市)
【2024年8月3日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は青森県むつ市の「FM AZUR」をピックアップ。キーワードは「むつ市」「基地のある街」「夜景」 の3つ。 1997年10月開局。全国78番目。青森県初のコミュニティFM局。愛称の「アジュール」はフランス語で 「紺碧(こんぺき)」 を意味し、雄大な下北の空と海を表現しているそう。スタジオはむつ市の観光・イベント情報を発信する総合施設「むつ来かさまい館」の1階にあります。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。2014年8月、和歌山県橋本市のFMはしもとで、ラジオドラマ『兄貴』の放送が始まった話題です。 開局した年の8月、終戦記念特別番組として、太平洋戦争末期に橋本駅で米軍の機銃掃射を受けて、多くの市民が犠牲になった出来事を取り上げた番組『橋本駅 機銃掃射の記憶 』を放送、大きな反響を呼びました。 この特番を企画したFMはしもとの中野豊信さんは、戦時下の橋本へ疎開した体験が記された小説『兄貴』のことを知り、戦時下の橋本に「もう一つの戦争」があったことに衝撃を受け、ラジオドラマにすることを企画しました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#119 SEA WAVE FMいわき(福島県いわき市) / エフエム小国(熊本県小国町)
25-07-2024
#119 SEA WAVE FMいわき(福島県いわき市) / エフエム小国(熊本県小国町)
【2024年7月20日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は福島県いわき市の「SEA WAVE FMいわき」をピックアップ。キーワードは 「寄り添うメディア」 「いわきFC」 「リニューアル」 の3つ。 1996年9月開局。いわき商工会議所青年部が中心となって準備を進め、2度のイベントFMを実施した後に開局。コミュニティ FMでは最も多い14の中継局があり、いわき市と楢葉町をカバー。東日本大震災以降、イベントの企画運営に力を入れており、現在はラジオとイベントが運営の両輪を担っています。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回は2002年5月、熊本県小国町の「エフエム小国グリーンポケット」で、「観光地ならではのリアルタイムな情報を伝えよう」と、日曜日に観光客をターゲットにした番組『サンデーゆうステーション』が始まった話題を伝えます。旧国鉄宮原線の肥後小国駅跡地に建てられた観光案内所とバスターミナルを兼ねた「道の駅小国・ゆうステーション」の2階にスタジオを置いて、2002年5月より公開生放送することになりました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#118 むさしのFM(東京都武蔵野市) / エフエムさかい(堺市東区)
18-07-2024
#118 むさしのFM(東京都武蔵野市) / エフエムさかい(堺市東区)
【2024年7月13日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は東京都武蔵野市の「むさしのFM」をピックアップ。キーワードは 「吉祥寺」 「防災」 「市民の会」 の3つ。 1995年3月開局。東京都初のコミュニティFM 。・武蔵野市や武蔵野商工会議所などが出資する第三セクター として開局。1997年10月に発足したボランティア組織「市民の会」は、約 100人の会員がいてむさしのFMを支えているのも特徴です。 番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は大阪府堺市東区の「エフエムさかい」を紹介。 運営をしていたのは、堺市東区自主防犯活動をしていた「登美丘地区防犯委員会」が母体となって設立された特定非営利活動法人さかいヒルフロントフォーラム。 北野田駅前に完成した堺市立東文化会館の指定管理者になり、ここを拠点に地域の防犯活動や、インターネットや携帯電話のGPSを活用した子供たちの登下校時の見守りなどを行い、情報を発信してきましたが、インターネットを使いこなせない高齢者の住民が多かったことから、ラジオを使って情報を発信するためにコミュニティFMを活用することを決め、2010年6月に開局。NPO法人が運営するコミュニティFMは全国で18番目でしたが、市民の自治組織が母体となったケースはこれが初めてでした。 2期10年続けてきた東文化会館の指定管理者としての期間が切れるさかいヒルフロントフォーラムは、3期目を目指して指定管理者に応募したものの別の法人が選ばれて、指定管理者から外れてしまい、拠点を失ったことで、エフエムさかいは放送を続けていくことが 難しくなり、2015年3月末で閉局することを決定。わずか5年で放送を終えることに なりました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#116 湘南ビーチFM(神奈川県逗子市 葉山町) / JCBA制作番組「木村太郎のこの人と話したい」
02-07-2024
#116 湘南ビーチFM(神奈川県逗子市 葉山町) / JCBA制作番組「木村太郎のこの人と話したい」
【2024年6月29日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は神奈川県逗子市 葉山町の「湘南ビーチFM」をピックアップ。キーワードは 「ジャズ」 「関東で一番最初」 「ネットラジオ」 の3つ。 1993年12月開局。関東初のコミュニティFM 局。地元のヨット倶楽部のメンバーからミニFM を常設にしたいという話題が上がっていた時にコミュニティ放送が制度化され、コミュニティFM を開局することに。初代の社長は元NHKキャスターで葉山町在住の木村太郎さん。開局以来、ジャズを中心とした音楽を放送。1996年にはインターネットのサイマル放送を開始。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回は1997年9月、JCBA全国コミュニティ放送協議会(現在の日本コミュニティ放送協会)が制作する番組『木村太郎のこの人と話したい』の放送が始まりました。 当時JCBAの会長を務めていた木村さんがホストになって、各界の著名人とトークを繰り広げる15分の番組でした。スポンサーには郵便局の簡易保険がつき、民営化する前の郵便局は、一番身近な国の窓口機関で地域密着という点においてコミュニティFM との間に共通点も多く、サービス範囲についてもほぼ同じエリアの住民に利用されていました。 JCBAと郵便局は地域情報を発信することで、地域社会の活性化に貢献しようという考えで一致し、この番組の提供につくことになりました。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#115 宮ヶ瀬レイクサイドエフエム(神奈川県清川村) / FM HANAKO(大阪府守口市)
30-06-2024
#115 宮ヶ瀬レイクサイドエフエム(神奈川県清川村) / FM HANAKO(大阪府守口市)
【2024年6月22日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は神奈川県清川村の「宮ヶ瀬レイクサイドエフエム」をピックアップ。キーワードは 「クリスマス」 「音楽」 「観光」の3つ。 2010年3月開局。神奈川県北西部に位置する、県内で唯一の村。放送エリアの人口は鹿児島県宇検村のエフエムうけんに次いで少ない。清川村で電気工事会社を営む方が、知人との酒の席で村の活性化を話し合ったのがきっかけとなり、資金を出し合って開局しました。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回は大阪府守口市の「FM HANAKO」で、コミュニティ FM で初となる文字多重放送のサービスがスタートした話題です。FMの文字多重放送とは、 FM 放送の電波の隙間を使って、専用の受信端末のディスプレイから文字や記号などを表示する放送。ディスプレイには今流れている曲の曲名やアーティスト名、ニュース、天気予報などを表示することができ、音声だけのメディアであるFM からリアルタイムで目に見える 情報を発信できるという、当時としては画期的なサービスでした。FM HANAKOの文字多重放送は2007年4月で終了しています。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#114 Hello!NEW新居浜FM (愛媛県新居浜市) / 調布FM(東京都調布市)
18-06-2024
#114 Hello!NEW新居浜FM (愛媛県新居浜市) / 調布FM(東京都調布市)
【2024年6月15日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は愛媛県新居浜市の「Hello!NEW新居浜FM」をピックアップ。キーワードは 「太鼓祭り」 「あかがねミュージアム」「市民パーソナリティー」 の3つ。 2017年11月開局。新居浜市は総務省が進める「災害情報伝達手段等の高度化事業」の実証団体として、 災害・防災情報伝達システムの整備の一環で、コミュニティ FMを開局。 放送に関する設備は市が整備し 、 ケーブルテレビ事業者のハートネットワークが 運営を行う公設民営方式。・愛称の「Hello!NEW」 は、市が進めている地域ブランディング活動のスローガンです。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回は東京都調布市の調布FMで「アニソン特番」がスタートした話題です。 アニメソングの番組は多くのコミュニティFMで放送されていますが、その中でも特に有名なのが、調布FM の「アニソン特番」。エリア外の人にも調布の情報を届けるためにインターネットサイマル放送を始め ましたが、あまり浸透しなかったことから、認知度を上げようと、特別番組を企画。多くの人が聴けて盛り上がることができるアニメソングを取り上げたのが始まりです。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#113 FMがいや(愛媛県宇和島市) / ハッピーエフエムいたみ(兵庫県伊丹市)
14-06-2024
#113 FMがいや(愛媛県宇和島市) / ハッピーエフエムいたみ(兵庫県伊丹市)
【2024年6月8日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は香川県高松市の「FM815」をピックアップ。キーワードは「防災ラジオ」 「市民パーソナリティー」「ミュージシャン」 のの3つ。 2012年3月開局。合併前の旧・ 宇和島市には防災用の同報無線がなく、南海トラフ巨大地震による津波のリスクがあったため、緊急時の情報伝達手段の整備が急務に。当時の市長の提案により、 市が放送に関する設備を整備して、宇和島ケーブルテレビが運営する公設民営方式によって開局。愛称の「がいや」は、宇和島の方言で「大変だ」「凄い」という意味です。 番組後半は、コミュニティFM31年の歴史の中から選んだトピックを、毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回は兵庫県伊丹市のハッピーエフエムいたみで 『いい夢みてね おやすみ童話』がスタートした話題です。 伊丹市では童話を通して子供に夢や希望を膨らませてもらおうと、1982年に電話で童話を聞ける「テレホン童話」 というサービスを開始。童話は地元に伝わる民話や伝説のほか、 「心のふれあい」をテーマに したオリジナルの作品が取り上げられていました。 2017年からエフエムいたみで 『いい夢みてね おやすみ童話』 というタイトルで、テレホン童話の放送が開始。市民スタッフや地域の学生らが声の出演をするようになったという話題です。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)
#112 FM815(香川県高松市) / レディオつやま MegaWAVE76.3(岡山県津山市)
06-06-2024
#112 FM815(香川県高松市) / レディオつやま MegaWAVE76.3(岡山県津山市)
【2024年6月1日放送】全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」 今回は香川県高松市の「FM815」をピックアップ。キーワードは「うどん」 「自称日本一」 「with 市民」 の の3つ。 1996年4月開局。市内に本社を置く穴吹工務店が中心となって、「まんでがん815」 として開局。2005年4月から現在の「FM815」 に。2018年4月に県域放送局の山陽放送と業務提携を結び、 現在は RSK ホールディングスのグループ会社になっています。 番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は岡山県津山市の「レディオつやま MegaWAVE76.3」を紹介。 津山市では2009年12月、有志が作ったNPO法人の「エフエムつやま」 が開局。ほぼ同時期にタウン誌を発行する 「スタジオ ア・ビアント」 が中心となって、別のコミュニティFMを 作る動きを始め、2010年7月に「レディオつやま」を開局。 人口約10万人の津山市に2つのコミュニティ FM があるのは供給過剰だったようで、レディオつやまはすぐに経営が傾き、わずか2年目の2012年3月に放送を休止。経営を立て直し8月に放送を再開するも2020年10月に閉局。 (地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)