--第41夜--
書き手:齋藤 美和さん
読み手:スタッフ青木
お読みするエッセイ:終わりを見据えているからこそ、 今を大切に
ーーー
わたしの働いている保育園には、
長い廊下がある。
グリーンのカーペットが敷いてあり、
その道を親子で手をつないで歩いているのを
よく事務所からながめている。
親子が手をつないで歩いている姿を見るのが
とても好きだ。
最初は抱っこで登園してきた子が、
だんだんと手をつないで歩くようになる。
赤ちゃんの爪の小ささ、薄さ、
甘いにおい、つかまり立ち、はいはい、
どれも今しかない姿だ。
その瞬間を愛おしく感じる。
それと同時に、
子どもと手をつないでいられる時期は、
もしかしたらそんなに長い時期では
ないのかもしれないなとも思う。
ーーー
続きはぜひ当店の記事からご覧ください。
▼記事はこちら
https://hokuohkurashi.com/note/253841
▼ご意見・ご感想もお待ちしております
urx.red/vcLI
北欧、暮らしの道具店が隔週日曜日にお届けしている「エッセイラジオ」です。
「20時のおつかれさま」をテーマに配信している当店のメールマガジンでご紹介したエッセイを声でお届けしています。