#53 みんまちトーク『移動式あそび場の星野諭さん<その2> 〜東京デザイナーアカデミーの教え子が聞く星野先生が抱き続けるそのパッション』

みんなのまちづくりトーク

19-05-2024 • 15分

#53 みんまちトーク『移動式あそび場の星野諭さん<その2> 〜東京デザイナーアカデミーの教え子が聞く星野先生が抱き続けるそのパッション』

この番組は「認定NPO法人日本都市計画家協会;通称⁠⁠⁠JSURP⁠⁠⁠(じぇいさーぷ)」がお届けするポッドキャスト『みんなのまちづくりトーク』です。毎回多彩なゲストと共に、いま話題のまちづくり事例、新しい制度、活動のhow-toなどを紹介していきます。

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第53回は、前回に続き、移動式あそび場全国ネットワーク 星野 諭 代表をゲストスピーカーに迎えた番組。星野さんから学生時代から今に至るまで一貫して活動しつづけている「子ども達のための場づくり」を、星野さんの生まれ育ちからじっくりと伺います。今回も聞き手は、現在星野さんが教鞭をとっている「東京デザイナー・アカデミー(旧東京デザイナー学院)の建築デザイン学科の学生さん三名。知ってはいたけれど、じっくり聴いたことは無かったという先生の取り組みとそのパッションを、三人の学生さんと共にじっくりとお聴き下さい。

▼話していたことのリンク

・かーびーのムゲンあそびチャンネル

https://www.youtube.com/@user-yb3ti3jx9v

・移動式あそび場全国ネットワーク

https://mpn-japan.com/

・遊び道具を車に積んで、移動先を遊び場に!移動式あそび場全国ネットワーク 星野諭代表に聞く(新・公民連携最前線)

https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/434148/091200122/

・東京デザイナー・アカデミー 建築デザイン学科

https://www.tdg.ac.jp/department/architecture/

・NPO法人コドモ・ワカモノまちing(星野さんの活動原点;当時の情報サイト)

https://www.mm-chiyoda.or.jp/story/2110.html

・星野諭さんプロフィールサイト

https://www.tumugiyasan.com/about1-c1x1t

▼出演者

◆星野 諭(ほしの さとる ;通称かーびー)

移動式あそび場全国ネットワーク代表。プレイワーカー/一級建築士/地域コーディネーター/子ども防災活動家。あそびは世界を自由と平和にする!をモットーに全国各地で移動式あそび場を活動中。幼少期は新潟の山で育つ野生児。2001年の学生時代にNPO団体を結成し、空き家を改装した子どもの居場所づくりや里山キャンプ、地域イベントなどを実施。2008年移動式あそび場を創造し、廃材や自然素材の遊び場、サバイバルキャンプ、オルタナティブスクール、イベントなどを関東を中心に全国各地で開催。様々な企業や自治体、大学や地域と協働し、年間100事業を展開し、約3万人の子どもとふれあっている。

◆聞き手

高橋 美姫さん(たかはし みき)さん、井口 幸来(いぐち さら)さん 丑久保 太一(うしくぼ たいち)さん (共に、東京デザイナー・アカデミー 建築デザイン学科2年)

□パーソナリティ:原 拓也(Jsurp理事)

◇フリーBGM・音楽素材MusMus https://musmus.main.jp


▼キーワード

311の衝撃/自分に何が出来るか/移動式遊び場を出動することは決めていたが/どこに行くか/避難所をどうするか/車には材料・素材が沢山あるので/現地で子ども達用の遊び場/パーティションづくり/石巻から電話が掛かってきて/オンデザイン西田さんからのヘルプ依頼/大学の仲間からも/一路、石巻へ/現地で感じた臭い/想像を超えた光景/決して「がれき」ではなく「大切なもの」が散乱/ノートや写真、アルバム/2011年9月の遊び場/地域の6団体と合同/4才の女の子/お母さんの手を離さない/ソーシャルワーカーの怖さで母親の手をお風呂もご飯のときも6ヶ月間離さない/その子がいつの間にか母親の手を離して遊んでいた/母親は1時間泣いていた/その時「10年間続けよう」と/恐怖を楽しいが超えた瞬間/仮設住宅/隣のひとたちへの気遣い/当時の仮設は壁が薄い/電話の声も聞こえるし、寒い/そこに遊び場をもっていくことで/隣近所の関係性をつくる/遊び場と同時に高齢者向けのコミュニティカフェをつくった/そこで知り合いをつくる/騒音は「顔の見える関係」で騒音では無くなることも/活動費は世界中から寄附を募った/いろんなところに助成金申請を出した/クラウドファンドも使った/価値を共感したひとが寄附する仕組み/1000万円ほどの寄附を得た/その頃から「移動式遊び場」を本業にした/自分も子育てしていたのである程度の収入は必要だった/例えば「不動産関係」/マンション開発時の周辺のまちの新旧住民のコミュニティづくり(移動式遊び場)/商店街のコミュニティづくり(空き地や駐車場で遊び場)/いろんな企業から委託をもらって/コロナの影響/「リアルで多世代交流」を提供していた/コロナの初年度は収入が10分の1に・・/ピンチはチャンスという気持ち/学生時代から/常設が壊されたから移動式が生まれた/ここまでの経験を全国に拡げる仕組みをつくろうと/勉強会でノウハウシェア会/YouTube『かーびーのムゲンあそびチャンネル』も始めた/ペットボトル一つで200種類の遊び/オンラインだからこそ全国のひとと繋がった/全国の50−60団体と連携/大学や実践者とつくったのが「移動式あそび場全国ネットワーク」(つづく)