まずは、子どもの脳と「やる気」について…
子どもは、脳を完成させた状態で生まれてくるのではなく、生まれてからの経験で脳が育っていきます。
なので、子育てとは「脳育て」とも言えます。
だからこそ忘れてはいけないことは
- 子どもの脳は大人と違って、まだ完全には育っていない
- 脳の中の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていない
イラっとしたときに思い出してください
「脳育て」を考えた時、 今どきの子育て環境はリスクがいっぱいなんです
- 最近は、外で遊ぶより、テレビやタブレットを見る機会が多くなっている
- そのため、子どもたちは頭ではいろいろ知っていても、実際に体験したことが少ない
知識がたくさんあることはいいことのようですが、知っていることと実際にできることは違います。
- 例えば、虫の名前は知っているけど、本物を見ると触れない。
- 野菜の名前は言えるけど、畑仕事は嫌がる。
- こんな風に、知識はあっても実際の体験が足りないことがあります。
「脳育て」で大事なのは体験すること。
- 体で覚えたことは、頭で覚えただけのことより長く記憶に残ります。
- 3〜4歳くらいと、小学校に入る頃に、脳が整理整頓をします。この時、体験していないことは忘れやすくなります。
「やる気」と脳のつながり:
- 「やる気」は、心が動いて体が動くことで生まれる
- 脳の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていないと、やる気が出にくい
我が子がいろんなことにチャレンジしてくれない…と悩まれる保護者は少なくないです…
親としてどうすればいいでしょう?
- 子どもの行動をよく見て、何が足りないか考えてみましょう
- 実際に体を動かしたり、五感を使って体験する機会を増やしましょう
- 日々の生活の中で、子どもの脳の成長を意識しながら接することで、子どものやる気を引き出せる可能性があります
大切なのは、子どものペースを尊重しながら、楽しく体験できる機会を作ることです。焦らず、子どもと一緒に成長していく気持ちで接していきましょう。
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