#2 関係に名前なんかなくていいんだよ

あのさ、

11-12-2021 • 54分

第2回は、前回の内容の続きです。  本をたくさん買ったよ/字が溶けてる…/のんびり本を読む時間がない/めちゃくちゃ分厚い本/マリアローザ・ダラ・コスタ「家事労働に賃金を」/"The Lonely City"/孤独と都市/"Everybody"/すぐ買ったけど積読になっちゃってた/こんなに本って翻訳されてないんだ/オリヴァー・サックス/自分が見ている世界がすべてではない/漫画が続々と/『ジーンブライド』/『わたしを離さないで』みたいなSF要素/ネタバレしちゃう/日常に政治が入り込んでいる/いい漫画たくさんあるじゃん!/漫画のイメージが変わった/Gene Bride /ガチネタバレ(ごめんね〜)/日常と非日常のギャップがいい/物語としての面白さ/『違国日記』/「関係に名前なんかなくていいんだよ」/めっちゃいいな〜/名前を与えられることで関係性が単純化されてしまう/友達といっても親密さは人によって違う/さまざまな関係を表せる言葉がもっとあれば便利/関係性の重なり/関係を説明しないといけない?なんで?/証明する義務はどこから働いているんだろう?/「家族なら…」「恋人なら…」/「家族なんだから」への嫌悪感/他者に対してのリスペクト/血が繋がっていようといまいと別々の人間/誰に対しても丁寧に向き合いたいし、向き合ってほしい/社会的に家族が優遇されている/関係を表す名称によって互いの親密さや信頼度ははかれない/「わたし」と「あなた」/物理的距離ができたことで変わったこと/家族との関係性が変わった/母の前で子に戻ってしまうこと/これから変わっていくはずだし変わっていく余地がある  【登場した作品について】  Book レベッカ・ソルニット『私のいない部屋』左右社、2021年(http://sayusha.com/catalog/books/literature/p%e7%a7%81%e3%81%ae%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e9%83%a8%e5%b1%8b) シルビア・フェデリーチ『キャリバンと魔女』以文社、2017年(http://www.ibunsha.co.jp/books/978-4753103379/) ゲイル・マニーマン『エレノア・オリファントは今日も元気です』ハーパーコリンズ・ジャパン、2017年(https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/11220) 高野ひと深『ジーンブライド1』祥伝社、2021年(https://www.shodensha.co.jp/genebride/) ヤマシタトモコ『違国日記8』祥伝社、2021年(https://www.shodensha.co.jp/ikokunikki/) Olivia Laing "The Lonely City" 2016年(https://www.olivialaing.com/lonely-city) Bill Hayes "Insomniac City: New York, Oliver and me" 2017年(https://www.billhayes.com/insomniac-city-new-york-oliver-and-me/) オリヴァー・サックス『妻を帽子と間違えた男』早川書房、2009年(https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/90353.html)  Article 「シルビア・フェデリチ インタビュー前編」(https://ramonbook.wordpress.com/2016/02/25/silvia-federici/) 「さよなら、サックス先生『1人ひとりの物語』は永遠に続く」(https://wired.jp/special/2015/oliversacks/) 「『ジーンブライド』1巻発売記念!高野ひと深×ヤマシタトモコ スペシャル対談①「もうずっと怒っている」」(https://shucream.theletter.jp/posts/2d47ee00-3eb4-11ec-b9e0-9bd194c1a6d0)  質問や感想はこちらへ。ありがとう、大切に読みます dialogue.taiwa@gmail.com  エピソードタイトルは『違国日記8』から引用しました。