当番組では時代劇が好きなクリエイター、スタッフ、出演俳優などをお招きして、時代劇について語っていただきます。
第23回のゲストは、俳優の6代目河原崎國太郎さんと林与一さんにお越しいただきました。(2024年10月5日放送)
【6代目河原崎國太郎さんプロフィール】
前進座の立女方。父方の祖父は五代目嵐芳三郎、母方の祖父 は五代目河原崎国太郎、父は六代目嵐芳三郎。襲名披露の『お染の七役』に際しては、先代が坂東玉三郎丈に伝授した芸を、玉三郎丈から授かるという継承がなされた。
2014 年の国立劇場公演では、女方としていっそう円熟味を増した「お染」で観客を魅了。また、2016 年には劇団にとって、34 年ぶりの『東海道四谷怪談』で、祖父以来となるお岩役を勤めた。2023年には『花こぶしー親鸞聖人と恵信尼さま』で演出を手がけた。
【林与一さんプロフィール】
1942年2月14日 大阪府出身 俳優・舞踊家
曽祖父は歌舞伎役者の初代中村鴈治郎。祖父・父も歌舞伎役者という家系に生まれ、与一様も1958年、15才で大阪歌舞伎座初舞台を踏む。
1964年のNHK大河ドラマ『赤穂浪士』では、ニヒルな浪人・堀田隼人役で人気を博す。
その後、「人形佐七捕物帳」「必殺仕掛人」など、時代劇スターとして様々な作品で活躍。
舞台では自身の座長公演の他、山本富士子・山田五十鈴・森光子・佐久間良子など数多くの女性座長の相手役を務め、特に美空ひばりとは黄金コンビとして人気を集めた。
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パーソナリティ:Nui(時代劇リサーチャー・絵描き・文筆家)
テーマ曲:栗山和樹(作曲家)/ナレーション:東雲ゆうさ(アクロスエンタテインメント)
【番組情報】
●ラジオ連動イラストコラム リイド社・月刊『コミック乱』毎月27日発売
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※BGMなどの楽曲はラジオ本放送のみでお楽しみいただけます。
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長谷川一夫
中村梅之助 伝七捕物帖