人間って複雑ですよね。たとえばとある人に対しても、好きだけど嫌いだとか、いろんな感情と側面がある。時系列で変わっていく気持ち、同時に存在する矛盾した気持ち。
その矛盾は自然なものであって、それを単純化しようとすることが生きづらさの一因なのではないかと思います。
でも人間を単純化しようとする仕組みは世の中に大量にあって、そもそも労働も人間の単純化のひとつ。
悩みの対策についても、いつも自分の悩みに明確な原因があるとも限らない。人間にPDCAを回す限界を感じます。
結局ひとりひとりの話を聞いて向き合う、語られるもの、語られないものに注意を向けてその人について知っていくしかないと思います。
あと後半「認知の歪み」について話をしているのですが、こういう「自分の気づきとしては重要だけれど、人が押し付けては絶対にいけないもの」はたくさんあると思います、こういう考え方好きです。
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