#18 ノートにタイトルを書くのはなぜ気持ちいいのか?(コクヨ・黒田さん後編)

流通空論

28-07-2024 • 26分

▼番組概要

ゲストは前回に引き続き、コクヨ株式会社代表執行役社長の黒田英邦さん!

後編では、コクヨが近年発表したプロダクトに話題の軸足を移し、なぜ顧客の未充足ニーズを満たし続けることができるワケに迫ります。そこから見えてきた、「体験が行動を変えることの強さ」とは?

▼今回の内容

新しい商品が作り続けられるワケ/お客さん=販売店からユーザーへ/やっていることは変わっていない/未充足ニーズ探し/社員の家族まで動員/集団で1つの価値を形にする/文房具はバズらない?/物語しかない/海外にそのままでは輸出しない/気持ちよさを作り出す/体験が行動を変えることの強さ/表紙に科目を書くこと/プロダクトによって行動が引き出される/新しいことに挑戦する意味/コクヨシティー/オルタナコンビニ計画

(用語解説)

01:54 PERPANEP(ペルパネプ)…コクヨのブランドとして2021年より発売。PAPER と PEN を組み合わせたアナグラムの由来の通り、紙とペンのコンビネーションから、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種の書き心地がデザインされている。(https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/perpanep/)

05:26 ヨコク研究所…未来社会のオルタナティブを研究・実践する、コクヨのリサーチ&デザインラボとして2022年に発足。(https://yokoku.kokuyo.co.jp/)

11:14 空中料理…2024年にコクヨが実施した「キッチンハサミと料理に関する意識調査」のなかで、「まな板を使用せず、キッチンハサミでカットしそのまま鍋や器に入れて調理をすること」をこのように表現した。ちなみに約3人に2人は「空中料理人」という結果に。(https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20240516st.html)

12:49 しゅくだいやる気ペン…市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することによって、家庭学習の習慣づくりをサポートするプロダクトとして2019年に発売。対象年齢は小学2年から4年で、累計販売台数5万台を突破した。(https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen_lp/1/)

15:14 深澤直人…プロダクトデザイナー。1956年生まれ。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。著書に『ふつう』(2020年)、『深澤直人のアトリエ』(2023年)などがある。

20:39 THE CAMPUS FLATS TOGOSHI…東京都・戸越に2023年よりオープンした、いつかやりたかったことを試せる「プロトタイプする暮らし」をコンセプトに掲げた集合住宅。施設内には、フィットネスやスナック、サウナなどがある。(https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category_other/20230829cs1.html)

22:13 未来コンビニ…人口約1000人の山間地域の村、徳島県那賀郡那賀町木頭地区に「世界一美しいコンビニ」をコンセプトに掲げ、2020年に誕生。地方創生に取り組むKITO DESIGN HOLDINGS グループが運営し、コクヨは建築・インテリア・ランドスケープデザインを担当した。(https://mirai-cvs.jp/)

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▼出演:

TaiTan https://x.com/tai_tan

▼ゲスト:

黒田英邦(コクヨ株式会社代表執行役社長)

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