人生を更新するインタビューマガジン「LIFEUPDATE」。今月のゲストは、WIREDの創刊編集長で、科学やテクノロジーと人類との関わりを考え続ける稀代の思想家としても世界的に著名なケヴィン・ケリーさん。今回お届けする前編では、最新刊『Excellent Advice for Living』にフォーカスしつつ、彼が同じ型・同じ色の服をそろえる理由から、樹皮の写真を集める趣味まで、"変わり者"であることの重要性をうかがった。失敗を恐れず、好奇心を失わない生き方とは? 72歳になったいまも 世界を歩き続ける彼に迫る。キーワードは「weird」。
【ケヴィン・ケリー(Kevin Kelly)】けう゛ぃん・けりー けゔぃん けりー 雑誌『WIRED(ワイアード)』創刊編集長、著述家・編集者。1952年生まれ。スチュアート・ブランドとともに伝説の雑誌『ホール・アース・カタログ』や『ホール・アース・レビュー』の編集に携わった後、93年に『WIRED』を創刊。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスなどの数多くの起業家を取材。テクノロジーと人間の本質を見つめ続けた人物として知られる。「ニューヨーク・タイムズ」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「エコノミスト」などに寄稿するほか、『WIRED』のシニアマーヴェリックも務める。『〈インターネット〉の次に来るもの』(NHK出版)、『テクニウム』(みすず書房)、『5000日後の世界』(PHP新書)など著書多数。 最新刊『生きるための最高の知恵』 公式サイト https://kk.org/
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▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/1980年横浜生まれ。新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは「世界を生きる人」に現地インタビューするオーディオマガジン『コスモポリタン』を創刊。 海外での取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。
公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』などプロデュース多数。近年はユニクロやネスレ、P&GなどのCMのインタビュアーとしても活躍。 外国人から見た日本を聞く番組『What does Japan mean to you?』で英語での発信もしている。
▶︎配信媒体一覧
▼目次
(00:00) ケヴィン・ケリーさんの紹介
(03:09) 日本語版『生きるための知恵』について
(03:47) なぜ『生きるための知恵』を書いたのか
(05:02) 最も記憶に残っている冒険
(07:21) 20年前と現在のヨセミテ公園の変化
(08:19) 最良のリカバリー法
(11:42) 失敗との向き合い方
(13:36) 「よいベッドとよい椅子」
(16:43) 一番古い持ち物
(17:34) 最近買った服
(18:44) 日々の風変わりな行動
(21:19) 変わり者になる方法
(26:04) 枕元にある本と快適な睡眠
(28:55) 毎日欠かさず散歩をしている理由