【日常で使えるマネジメント #6】学びのパターンの深堀~「理解」は気持ちよく生きていくための1つのワード

研究室でおしゃべり!ラジオde経営学

04-10-2024 • 26分

【新シリーズ】

このシリーズは、日常のビジネスや生活に、マネジメントの知識を応用して、いつもとは少し違う課題解決やアイディア創出の方法を考えていきます。

【内容】

・前回「学びには3パターンある」

→今日は深堀して、この学びの3パターンの定着を目指します

・理解には3パターンある

・パターン1 教えられ

・パターン2 視点先行方略

・パターン3 見え先行方略


・行為を促すために、この理解のマネジメントはどう使えるか?

・パン屋の例 → 新商品を売りたい

・パターン1 教えられ

→「バターたっぷり!」「美味しい!」と宣伝

→お客さんに伝わらない

・パターン2 視点先行

→「美味しいですよ。どうぞ!」と試食してもらう

→お客「まぁ、美味しいか…なぁ…」

・パターン3 見え先行

→「北海道産小麦、バターたっぷりです!」試食してもらう

→お客「へぇーどんな味かな?」もぐもぐ「…確かにバターがジュワッとする。美味しい」


・職場の人間関係の例

・管理職としてスタッフ同士のトラブルに介入

・相手の立場に立てない人同士がトラブルになりやすい

→視点を探るのが苦手な人(視点先行方略苦手)

・その人がどんな理解が得意かによって、組み合わせとか環境、仕事内容を考えることも、管理職の仕事になる


・そもそも「理解する」…ということになかなか取り組んでもらえないこともある…何故?

→理解することよりも、目に見える行為が大事という社会の風潮

→仕事出来ていればいい!

→理解が軽視

→コンフリクト生じやすい


・理解が軽視される社会では…

→表面上はタスクをこなす

→理解が軽視、納得できない

→フラストレーション

→場合によっては精神的な病気にも


・理解を促して人の行為を促すということは

→コストかからない

→やりたいから一生懸命やる

→やりたくない人を動かすにはコストがかかる


・「理解」は気持ちよく生きていくための一つのワード

・理解すると怖いものがなくなる、理解できないから怖い

・理解することで自由になる、いいことなのかもという捉えをしてみるといいかも…


出演:

佐藤大輔教授(北海学園大学経営学部)、いまがわ(佐藤ゼミOB・看護師)

【お知らせ】

本配信の新シリーズから新メンバーさん(リスナーのボランティア)のご協力により、音声編集や収録を行い配信しております。この場をお借りして新メンバーさんへ感謝申し上げます。また引き続き、リスナーの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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