ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第13回]「ソクラテス裁判 その2」

哲学ラジオ

30-07-2022 • 10分

※2022.11.13タイトル変更しました。

前回から見てきたように、アテナイの民衆裁判所ではまず有罪か無罪かを投票で決定し、有罪となった場合は原告と被告の双方が罪にふさわしいと考える刑罰を提案、2度目の投票によって被告の刑罰が決定されます。はじめプリュタネイオン(公会堂)での食事を申し出たソクラテスでしたが、このままではまずいと思った友人たちの勧めでしぶしぶ罰金刑を申し出ます。しかしその態度はすでに、裁判員となった市民によくない印象をもたらしていました。
国外追放が妥当な刑のライン?ソクラテスは最初から死ぬ気だった?無罪に投票した人も死刑に投票できる?
ソクラテスの運命を決めた決定的なターニングポイントについて、引き続き見てゆきます。

0:00〜 しぶしぶ罰金刑を申し出るソクラテス
1:31〜 裁判の票差
5:22〜 国外追放が妥当な刑のライン?
7:08〜 ソクラテスは最初から死ぬ気だった?
9:41〜 ソクラテスはそもそもなぜ訴えられたのか?


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出演:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
構成:土岐悠太
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio