今月19日、朝日新聞出版は「週刊朝日」を今年5月に休刊すると発表しました。1922年創刊で100年以上の歴史を誇る総合週刊誌。1950年代は1号あたり150万部以上を売り上げていましたが去年1２月の発行部数は7万4000部にまで落ち込んでいました。もちろん、週刊朝日の休刊が発表される以前にも、あらゆる雑誌が休刊、廃刊に追い込まれていることは言うまでもありません。2022年3月に公表された電通の「調査レポート」によると「2021年 日本の総広告費」は6兆7998億円でした。このうち「インターネット」への出稿は2兆7052億円。いっぽうオールドメディアと呼ばれる「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」という“４大媒体”への出稿総額は2兆4538億円でインターネットに抜かれています。はたしてオールドメディアが生き残っていくためには、どんな戦略が考えられるのか！？ 河出書房新社の文芸誌『文藝』の編集長／坂上陽子さんと一緒に考えます。
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