報知新聞社がお伝えする、スポーツ報知の新聞ヘッドライン。5月28日。/ 大相撲夏場所14日目で、4場所連続休場明けの横綱・照ノ富士が昨年夏場所以来、8度目の優勝を決めた。唯一の2敗で追っていた関脇・霧馬山に寄り切りで快勝。昨年10月の両膝手術などからの復活を遂げた。3場所連続全休明けで優勝の横綱は大鵬、北勝海に次いで3人目となった。/ 巨人が首位・阪神に連敗して貯金を使い果たし、広島と入れ替わって4位に転落した。先発のフォスター・グリフィン投手が6回まで無失点の好投も、打線が阪神・大竹を打ち崩せずにゼロ行進。助っ人は7回途中3安打3失点で2敗目を喫した。/ 3連覇を狙うヤクルトが広島に完敗。自力優勝の可能性が、12球団最速となる46試合目で早くも消滅した。16連敗を喫した19年以来の大型連敗は、1つの引き分けをはさみ9までに伸びた。/ 南アフリカで行われている世界卓球・女子シングルス準々決勝で世界ランク10位の早田ひなが、4―3で同3位の中国代表「おう げいてき」を破り、初のメダル獲得を決めた。中国選手に勝利してのメダル獲得は、58年ぶりの快挙となった。準決勝では世界ランク1位の中国代表「そん えいさ」に敗れ、銅メダルとなった。/ 18日に自宅で両親と共に倒れているのが発見された市川猿之助に代わり、20日から「いちかわ・だんこ」が主人公・平知盛を演じた明治座の「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の昼の部が27日、閉幕を迎えた。わずか1日弱の稽古で知盛役に挑んだ團子は、重責を感じさせない華やかで、気迫あふれる芝居を披露。惜しみない拍手を受けた。