教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第3回目はオリエントの歴史「ヒッタイト」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
前16世紀に古バビロニア王国を滅ぼしたインド=ヨーロッパ語系のヒッタイトは、製鉄技術を独占し、馬と戦車を駆使してアナトリア高原に強力な国家を築いた。シリアを巡って新王国時代のエジプトとも戦っている。
小アジアをヒッタイト、メソポタミアの北部はミタンニ、南部のバビロニアはカッシートが支配した。
前15世紀から前13世紀にかけて、ヒッタイト、カッシート、ミタンニ、エジプト新王国がメソポタミアの覇権を巡りぶつかった。
前12世紀、ヒッタイトは「海の民」の攻撃を受けて衰退する