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5分 de ヒストリー ~歴史・世界史・日本史・学び直し/クロノ
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。2024年からUdemy講師。 公式サイト:たてよこラボ https://www.sowhatzone.com/ note https://note.com/simpleple/ X https://x.com/chrono_history Udemy https://www.udemy.com/user/song-yuan-xiu-zhi-2/
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#46【通史】世界史③古代ローマ12:ディオクレティアヌス帝
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第42回目は古代ローマの歴史「ディオクレティアヌス帝」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。◇基本文3世紀後半、ディオクレティアヌス帝は帝国を東西に分けて、それぞれ正帝と副帝の2人が統治する四帝分治制(テトラルキア)を敷いて混乱を収束した。中央集権的な官僚制を導入して徴税を強化した。元老院は事実上廃止され、皇帝を神として礼拝させ、オリエント風の専制君主の性格を強めた。彼は臣下に「ドミヌス(主人)」と呼ばせたので、以降の後期帝政をドミナトゥス(専制君主政)と呼ぶ。
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#46【通史】世界史③古代ローマ12:ディオクレティアヌス帝
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第42回目は古代ローマの歴史「ディオクレティアヌス帝」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。◇基本文3世紀後半、ディオクレティアヌス帝は帝国を東西に分けて、それぞれ正帝と副帝の2人が統治する四帝分治制(テトラルキア)を敷いて混乱を収束した。中央集権的な官僚制を導入して徴税を強化した。元老院は事実上廃止され、皇帝を神として礼拝させ、オリエント風の専制君主の性格を強めた。彼は臣下に「ドミヌス(主人)」と呼ばせたので、以降の後期帝政をドミナトゥス(専制君主政)と呼ぶ。
2日前
#45【通史】世界史③古代ローマ11:3世紀の危機
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第41回目は古代ローマの歴史「3世紀の危機」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。◇基本文193年属州民出身の軍人セプティミウス=セウェルスが即位する。212年、彼の子であるカラカラ帝は帝国内の全自由民にローマ市民権を与えた。3世紀になるとササン朝やゲルマン人の侵入が相次ぎ、ローマ帝国は危機的な状況に陥っていた。軍事費を維持するために貨幣の質を落とし、都市への課税を繰り返していた。経済活動は低下、疫病の流行も重なり帝国を支えていた都市が衰退する。3世紀半ばには軍隊の推挙により皇帝が選出される軍人皇帝の時代となる。経済活動の低下、治安の悪化、外敵の侵入など混乱が続くなかで、市民軍は傭兵中心の軍隊に、ラティフンディアはコロヌス(小作人)を労働力とするコロナトゥスへ移行した。
4日前
#44【通史】世界史③古代ローマ10:ローマの平和2
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第40回目は古代ローマの歴史「ローマの平和2」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。◇基本文ローマの平和と呼ばれた時代、首都ローマを起点に道路や海路が整備され帝国の属州各地から優秀な人材や物資が集まった。法律や貨幣、度量衡も統一され帝国全土を結びつける遠隔地商業ネットワークが形成される。ローマの平和は、思わぬ形で景気の悪化を招いた。ローマの主な輸出品であるオリーブ油やブドウ酒は奴隷をつかった大農園で作られていた。(ラティフンディア)ローマが平和になり戦争捕虜が減少、同時に奴隷も少なくなった。属州の経済的自立とのダブルパンチで輸出量が減少、税収がダウンする。ローマの軍事費は多いときで国家財政の半分あったが、税収でまかなうことが厳しくなっていた。
1週間前
#43【通史】世界史③古代ローマ9:ローマの平和1
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第39回目は古代ローマの歴史「ローマの平和1」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 帝政の開始から五賢帝時代までの約200年はローマ帝国の最盛期とされ「ローマの平和(パクス=ロマーナ)とよばれ、政治は安定し、経済的にも反映した。 五賢帝は順にネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス=ピウス、マルクス=アウレリウス=アントニヌスの5人をさし、特にトラヤヌス帝の時代にダキアとルーマニアを征服し領土は最大になった。
05-02-2025
#42【通史】世界史③古代ローマ8:アウグストゥス
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第38回目は古代ローマの歴史「アウグストゥス」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 紀元前27年、オクタウィアヌスは元老院からアウグストゥス(尊厳者)の称号が授与され、事実上の帝政が開始された。彼は元老院を存続させるなど共和政の形式を尊重し、市民のなかの第一人者(プリンケプス)と自称する。 しかし、執政官や護民官、全軍団の最高司令官などを兼任して、全政治権力を手中におさめた。事実上の皇帝独裁であった前期帝政をプリンキパトゥス(元首政)とよぶ。
03-02-2025
#41【通史】世界史③古代ローマ7:第2回三頭政治
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第37回目は古代ローマの歴史「第2回三頭政治」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 カエサルの暗殺後、彼の養子であるオクタウィアヌス、彼の部下だったアントニウスとレピドゥスにより第2回三頭政治が行われる。 プトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラは、アントニウスを後ろ盾にしようと画策する。アントニウスは彼女の虜となりローマに戻らなかった。この間に、レピドゥスが失脚し、残った2人の対立構造が鮮明になる。 紀元前31年、オクタウィアヌスは、プトレマイオス朝エジプトに宣戦布告、アクティウムの海戦で破り、クレオパトラとアントニウスは自殺する。
31-01-2025
#40【通史】世界史③古代ローマ6:第1回三頭政治
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第36回目は古代ローマの歴史「第1回三頭政治」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 紀元前60年、元老院が支配する体制の限界を感じたカエサルは、ポンペイウス、クラッススと手を組み第1回三頭政治を開始した。しかしクラッススがパルティア遠征で死亡すると、パワーバランスが崩れる。 ガリア遠征でカエサルがローマにいない間にポンペイウスは元老院と和解する。国家反逆罪で裁判にかける知らせを受け取ったカエサルは、遠征軍を解散せずにルビコン川をわたりポンペイウスを倒す。 その後、独裁官をはじめとする要職を独占し、元老院を無視して改革を行ったため前44年に暗殺された。
29-01-2025
#39【通史】世界史③古代ローマ5:グラックス兄弟と内乱の1世紀
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第35回目は古代ローマの歴史「グラックス兄弟と内乱の1世紀」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前2世紀後半、護民官に就任したグラックス兄弟は市民軍の再建を目的とした改革を行う。 貴族による土地占有を制限し、土地を無産市民に分配しようとしたが元老院の反対にあう。 改革が失敗に終わると「内乱の1世紀」に突入。貴族による閥族派のスラと無産市民に支持された平民派のマリウスが指導権をめぐって対立する。 イタリア半島の同盟諸都市はローマ市民権を要求して同盟市戦争が勃発。また剣闘士(けんとうし)によるスパルタクスの反乱などローマへの反乱が続発した。
27-01-2025
#38【通史】世界史③古代ローマ4:ローマ社会の変容
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第34回目は古代ローマの歴史「ローマ社会の変容」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 イタリア半島統一、地中海制覇とローマが拡大する中、イタリア半島以外の征服地は属州として直轄支配を行う。そこに赴任した貴族の中には、戦争捕虜を奴隷として使役したラティフンディアの経営に成功するものや、平民の中には属州での徴税請負で大きな富を得た騎士階級が出現した。 一方、重装歩兵として活躍した中小農民の多くは長期にわたる戦争で疲れ農地は荒廃、属州からの安価な穀物の流入により没落する。無産市民となって首都ローマに流入し、有力者は彼らに小麦や娯楽を提供して支持基盤を作る。
24-01-2025
#37【通史】世界史③古代ローマ3:カルタゴとの戦い
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第33回目は古代ローマの歴史「カルタゴとの戦い」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前3世紀前半、ローマはイタリア半島を統一する。反抗を防ぐため諸都市とそれぞれ内容の異なる同盟を結ぶ分割統治を行った。その後、西地中海の覇権を巡りフェニキア人の植民市のカルタゴと衝突する。3回にわたるポエニ戦争は、カルタゴ側の将軍ハンニバルに苦しめられながらも、最終的にローマが勝利する。 前2世紀半ばにカルタゴは滅亡、さらにヘレニズム諸国も征服。前1世紀後半には地中海全域に領域を広げた。
23-01-2025
今後の配信についてのお知らせ
今後の配信についての2つご連絡があります。
22-01-2025
#36【通史】世界史③古代ローマ2:身分闘争
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第32回目は古代ローマの歴史「身分闘争」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 平民(プレブス)が貴族に対して政治参加を求めて身分闘争を起こした。前5世紀初めに平民の権利を守る護民官が設置され、平民会の議長を務めた。前450年ごろにはローマ最古の成文法である十二表法も制定された。 前367年には、コンスル2名のうち1名を平民から選出することを定めたリキニウス・セクスティウス法が、前287年には平民会の決議が貴族をも拘束する国法となることを定めたホルテンシウス法が成立し、身分闘争は終結する。 平民と貴族は法の上では平等となったが、執政官を務めた上層平民と貴族が融合して新貴族を形成し、元老院が指導権を維持し続けた。
20-01-2025
#35【通史】世界史③古代ローマ1:共和政ローマの誕生
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第31回目は古代ローマの歴史「共和政ローマの誕生」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前1000年ごろ、古代イタリア人が北方からイタリア半島に南下して定住する。ローマは前8世紀半ば、イタリア人の一派であるラテン人によりティベル川の東に都市国家として成立した。川の西に住むエトルリア人の勢力が強まり、一時期支配されたが前6世紀末に王を追放し、共和政が開始される。 最高政務官である執政官(コンスル)は任期1年で2名選出された。最高機関である元老院は300人。非常時には独裁官(ディクタトル)が任命された。 全ての官職を貴族(パトリキ)が独占したので、後に中小農民が重装歩兵として軍事力の主力となると対立するようになる。
17-01-2025
#34【通史】世界史②古代ギリシア世界13:マケドニア
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第30回目は古代ギリシア世界の歴史「マケドニア」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前338年、バルカン半島中央部のマケドニア王フィリッポス2世がカイロネイアの戦いでアテネ・テーベの連合軍を破り、ギリシアを制圧した。 フィリッポス2世はスパルタを除く諸ポリスとコリントス同盟を結成してギリシアの掌握に努めたが、暗殺された。 子のアレクサンドロス大王は前334年東方遠征を行い、アケメネス朝ペルシアを滅ぼして、ギリシアからインダス側の流域にいたる大帝国を建設した。
15-01-2025
#33【通史】世界史②古代ギリシア世界12:ポリスの衰退
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第29回目は古代ギリシア世界の歴史「ポリスの衰退」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前431年、ギリシアではデロス同盟の盟主アテネと、ペロポネソス同盟の盟主スパルタの2強ポリスが対立してペロポネソス戦争が始まった。 アテネは全住民を城壁内に避難させたが、疫病が流行してしまう。指導者のペリクレスも疫病で死んでいる。その後、デマゴーゴス(扇動政治家)が台頭して、弱体化した。 いっぽうスパルタはペルシアの支援を受け優位にたち、前404年にペロポネソス戦争が終結する。長期にわたる戦争はギリシア全土を荒廃させ、社会の変化を招き、ポリスは衰えていった。
14-01-2025
#32【通史】世界史②古代ギリシア世界11:アテネ民主政の完成
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第28回目は古代ギリシア世界の歴史「アテネ民主政の完成」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前478年ごろ、ペルシアの再侵攻に備えデロス同盟が150のポリスで結ばれる。アテネを盟主とする軍事同盟で、本部はデロス島におかれた。前449年にペルシア戦争は終結したが同盟は維持された。 アテネではサラミスの海戦で三段櫂船の漕ぎ手として活躍した無産市民の発言権が増し、民会に成人の男性市民が参加する直接民主制が行われた。前443年から前429年にかけて古代民主政は最盛期を迎え、後にペリクレス時代と呼ばれた。
12-01-2025
#31【通史】世界史②古代ギリシア世界10:アテネの英雄テミストクレスの追放
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第27回目は古代ギリシア世界の歴史「アテネの英雄テミストクレスの追放」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 紀元前470年代、テミストクレスは陶片追放(オストラキスモス)に処せられる。陶片追放とは、クレイステネスの改革でつくられた仕組みで僭主の出現を防止する制度。僭主とは非合法的に政権を獲得した支配者を指す。僭主になる恐れがある人の名前を陶片に記入し、定足数6000票で最多得票者を10年の間、国外追放する。 サラミスの海戦を勝利に導いた英雄が僭主になることを市民が恐れた、もしくは政敵が仕組んだ罠かもしれない。いずれにせよ、陶片にテミストクレスの名が大量に刻まれアテネを追放される。テミストクレスを受け入れたのは、なんとアケメネス朝ペルシアだった。
07-01-2025
#30【通史】世界史②古代ギリシア世界9:ペルシア戦争
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第26回目は古代ギリシア世界の歴史「ペルシア戦争」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前500年、アケメネス朝ペルシアとギリシアの諸ポリスとのあいだでペルシア戦争が始まる。きっかけはアケメネス朝ペルシアの支配下にあった小アジア西岸(せいがん)で起きた、ミレトスを中心とするイオニア諸都市の反乱だった。反乱を支援したアテネを含むギリシア全土を服属させるため、ダレイオス1世が遠征軍を派遣する。 前490年マラトンの戦いではアテネ重装歩兵軍が勝利。テミストクレスの政策により海軍を拡充し、前480年サラミスの海戦に勝利する。翌年のプラタイアの戦いではアテネ・スパルタ連合軍が勝利。3回にわたる戦争はアケメネス朝の敗北に終わった。
18-12-2024
#29【通史】世界史②古代ギリシア世界8:スパルタ
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第25回目は古代ギリシア世界の歴史「スパルタ」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 ペロポネソス半島を征服したドーリア人は、先住民を隷属農民(ヘイロータイ)として農業に従事させた。スパルタ市民と隷属農民の人口比は1:10で、圧倒的に征服した側が少ない。リュクルゴスの制にしたがい男子は生産労働、商工業には従事せず、幼いときから厳しい軍事訓練を課された。 軍隊はギリシア最強と呼ばれ、アテネと違いスパルタにはアクロポリスも城壁もなかった。 市民間の平等を重んじ、貧富の差の元になる土地売買を禁止される。貴金属流入を阻止するため鎖国政策がとられた。 商工業には半自由民のペリオイコイ(周辺の民)が従事した。
09-12-2024
#28【通史】世界史②古代ギリシア世界7:アテネその2
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第24回目は古代ギリシア世界の歴史「アテネその2」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前6世紀半ば、貴族出身のペイシストラトスが僭主政を開始する。彼を支持したのは、政治に不満を持つ平民であり、僭主とは非合法的に政権を握った独裁者のことだ。中小農民を保護し、商工業を奨励するなどして平民の経済力上昇を図った。 しかし、彼の子が暴君化したため僭主政は一気に平民の支持を失う。前508年、貴族のクレイステネスは僭主の出現を防止するため、陶片追放(オストラキスモス)の制度を創設し、部族制の改革を行う。民主制の基礎を作った。