レモネードラジオ

Single Mothers' Sisterhood

シングルマザーのセルフケアやエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッドの公式podcastです。私たちのキャッチフレーズTurn lemons into lemonade. (酸っぱいレモンも美味しいレモネードに)にちなんで、レモネードラジオと名付けました。レモらじ、と親しみを込めて呼んでもらえれば嬉しいです。 read less
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#14 日本NPO学会で発表して(前編)
04-07-2023
#14 日本NPO学会で発表して(前編)
私たちは、普段、シングルマザーのセルフケアとエンパワメントを支援する活動をしていますが、こうした実際の活動の中で得た知見を、考察して研究報告としてまとめ、発表し、ディスカッションする機会は、活動を深め、質を高め、広げていくためにとても意味があると思うので、今回、4年ぶりに対面で開催された日本NPO 学会第 25 回研究大会に発表者として参加しました。このエピソードでは、思ったよりも手応えが得られなかったというちょっと苦い思い出を話しています。後編では、参加してよかったこと、その意義、会えて嬉しかった人々の話をしたいと思います。 日本 NPO 学会第 25 回研究大会報告概要集 はこちら。 https://janpora.org/meeting/pdf/sum25_1.pdf 絵理さんの発表 『寄付行為を介した寄付者と受益者のコミュニケー ションの可能性に関する質的研究』の要旨はp40に掲載されています。 マコの発表 『当事者が執筆したエッセイを活かしたファンドレイジングの取り組み 〜「受益者」を「表現者」に〜』の要旨はp78に掲載されています。 ⁠お便りフォーム⁠ レモネードラジオへのご感想、ご質問、リクエストなどお寄せください。 https://forms.gle/Vy7dKdnpz6F7E8wK6
#12 Mother's Dayキャンペーン2023執筆者インタビュー⑥サチコさん・かおさんクロストーク 「そのへんのカウンセリングよりも良かった」「良い作品をつくることが目的じゃない」
20-06-2023
#12 Mother's Dayキャンペーン2023執筆者インタビュー⑥サチコさん・かおさんクロストーク 「そのへんのカウンセリングよりも良かった」「良い作品をつくることが目的じゃない」
Mother's Dayキャンペーン2023メンバーの生の声を届けるシリーズ第6回。シリーズ最終回は、サチコさん・かおさんのお二人をお迎えして、互いのエッセイの校正を進めていった当時のお話をうかがいました。 それぞれの個性・あり方を尊重しながら、より良いエッセイを作り上げていくための校正作業。そこでは、信頼関係に基づく対話が繰り広げられていました。改めてお二人のエッセイを読み返したくなります。※録音時の都合で、一部音声が聞き取りづらい箇所があります。ご了承ください。 サチコさん執筆のエッセイ『痛みを伴うセルフケア』 noteはこちら:https://note.com/singlemoms/n/n7ddd6d7e8bf7 朗読はこちら:https://note.com/singlemoms/n/nd5af350c0e75 かおさん執筆のエッセイ『生きるって大変で単純で』 noteはこちら:https://note.com/singlemoms/n/n0eda49af505f 朗読はこちら:https://note.com/singlemoms/n/nfe11618dc8b9 オンラインのセルフケア講座の詳細・申込みはこちらから https://sisterhoodandselfcare.org/ Mother's Dayキャンペーン2023寄付ページ https://congrant.com/project/sisterhood/6506
#6 Mother's Dayキャンペーン2023執筆者インタビュー②みるいさん『プロが伴走してくれるセルフケアを、半年間受けてみた』
27-05-2023
#6 Mother's Dayキャンペーン2023執筆者インタビュー②みるいさん『プロが伴走してくれるセルフケアを、半年間受けてみた』
「Mother's Dayキャンペーン2023」執筆者の生の声を届けるシリーズ。第2回はみるいさんのお話です。産後うつで、日常生活も思うようにできなくなってしまったみるいさん。「訪問看護」を知り、看護のプロによるサポートを得て調子を取り戻していく、自身の体験をエッセイにして発表されました。 実際にみるいさんを担当されている訪問看護の方が、公開されたこのエッセイをご自身のお母様にシェアしたら「あなたは、この人の心を支えているんだね、命を救っているんだね」と言ってもらえた、というエピソードに胸が熱くなりました。 事情があって外出が難しい、というときに非常に心強い訪問看護の存在を、より多くの人に知ってもらいたい、ということで、みるいさんからの参考情報も末尾に掲載しています。 みるいさん執筆のエッセイ『プロが伴走してくれるセルフケアを、半年間受けてみた』 noteはこちら:https://note.com/singlemoms/n/nb2503d4411be 朗読はこちら:https://note.com/singlemoms/n/ncf7c8cc29824 === <みるいさんによる訪問看護 参考情報> *1 訪問看護とは?を知りたい方へ こちらにわかりやすくまとまっています。看護の資格を持つ専門職が、自宅に来てくれます。 *2 メンタルケアで訪問看護を依頼する方法(自分で希望する場合) 目星をつけた訪問看護ステーションに電話。空き状況や対応可否を聞く。→メンタルクリニックの主治医の先生に「訪問看護指示書」をもらう。→訪問看護指示書を訪問看護ステーションに届けたら、その日から利用可。 ※メンタルクリニック受診歴がなくても、自費でケアを受けることも可能。産後まもない乳児がいる場合は、産婦人科医の指示書での訪問が可能なこともある。まずは、訪問看護ステーションに相談を。ホームページに「家族みんなをケア」「母子支援」などのキーワードがあると話がスムーズです。 *3 自立支援受給者証とは メンタルケアの医療を一定期間受けている人のほぼすべてに交付され、通院にかかる医療費の負担を軽減できます。参考までに私の場合は、お薬と通院と訪問看護をぜーんぶひっくるめてひと月の負担が1万円ぐらい。(所得に応じて金額は変動します。5000円のときもありました) *4 自立支援受給者証の発行してもらう方法 お住まいの自治体名+自立支援受給者証で検索を。具体的な申請方法が確認できる。子どもが小さく、地区の保健師とつながりがある場合はその保健師さん経由でも確認できる。私はとってもつらい時期だったので、書類も地区の保健センターの窓口で書く項目をその場で教えてもらいながら作成しました。 ===
#3 話題の「共同親権」「単独親権」のお話。パブリックコメントで私たちの声を届けよう。
11-02-2023
#3 話題の「共同親権」「単独親権」のお話。パブリックコメントで私たちの声を届けよう。
いま話題の「共同親権」「単独親権」のお話、ご存知ですか?いま、法務省で「家族法制の見直し」の検討が行われており、「共同親権」が導入されるかもしれないという、ひとり親にとっては非常に危険な状況にあります。現在、パブリックコメントを募集中(2/17の夜24:00〆切)、その法案が通らないよう「共同親権反対」の意見を送りましょう!という呼びかけです。 今、日本の現行の制度は「単独親権」です。それが「共同親権」に変わってしまうかもしれない。「共同」親権という言葉から、「両親双方が子育てに関わるのは良いことなのでは?」と勘違いする人が多いのですが、婚姻していない「両親双方が子育てに関わる」というのは、「単独親権」の制度でも十分可能で、実際にそれを実践している方もたくさんいらっしゃいます。 そんなふうに、「共同親権」「単独親権」については、言葉のニュアンスで誤解されていることも多く、なかなか理解を得られにくいイシューでもあるのですが、ひとり親当事者にとっては、本当に危険な制度なので、ぜひその基本的な部分だけでも知ってもらえたらと思い、ラジオでお話しました。ぜひ聴いていただき、パブコメを送ってもらえたら嬉しいです! パブコメ送付にあたってはこのサイトが参考になります! 時間がない人もこれだけは読んで意見を送ろう!共同親権パブコメのポイント3分バージョン https://www.kidsvoicejapan.net/public-comment-2022-3min 「離婚後の子どもの養育について」パブリックコメントはどう書く? 締切は2月17日深夜。 https://wan.or.jp/article/show/10333#gsc.tab=0