「情報」ではなく「人」を探せ! 元小学館編集長から学んだ漫画の取材のポイント #57

漫画家ためになるラジオ

29-04-2024 • 30分

自分が知らない分野の話やより深い話を描くためには、やっぱり取材はしておきたい! でも、編集者が同行してくれるような正式な取材でないと、アポ取りや居住地の関係などで難しい場合も多そう……? ヤル気はあっても、題材やテーマによっては自力でおこなうのは難しいのが「取材」かもしれません。 もちろんできる範囲で自分で足を運ぶことは非常に大切ですが、書籍や映像からでも得られるものは沢山あります。 さらに元・小学館でIKKIの編集長だった江上英樹さんが教えてくれた取材のポイント、それは ・取材とは「情報」を探すのではなく、「人」を探すこと ・「その分野に詳しい人」ではなく、「その分野のことを楽しく話せる人」の話を聞く(読む)こと 漫画は結局「人」を描くからこそ、情報より魅力的な人を見つけ出すことが重要であり、それは書籍や映像、そして現在はSNSなんかからでも探すことができるようになったわけです。 そんな感じで今回は、居住地や立場など関係なく、面白い漫画を描くためにおこないたい「取材」の考え方と取り組み方を紹介していきます!