少年事件の匿名報道に一石を投じた堺通り魔事件。1998年1月8日発生。堺市西区宮下町から津久井に続く路上で3人が襲われ5才女児がなくなった通り魔事件。

さむいぼラジオ〜ニッポンのタブー〜

05-06-2024 • 37分

犯人は19才の少年、中学時代からシンナーを吸引し中毒状態になっていた。1998年1月8日朝8:50頃、最初は15才の女子高生が包丁で◯りつけられ、幼稚園バスを待っていた5才の女の子、その母親が◯われた。母親は娘に覆い被さり犯人に◯されながらも娘を守ろうとした。犯人に下された判決は懲役18年。また事件後、新潮社が少年の実名を報道した所、弁護側が少年法を理由に、加害少年の更生の妨げになるとして、新潮社に2200万円の損害賠償を請求する訴えを起こした。一審では新潮社側に250万円の支払いを命じる判決が下されたが、高裁で少年側の逆転敗訴となった。高裁判決では「少年法は加害少年に匿名報道の権利を与えるものではない」との判断が下された。