今回は「入浴介護」と「口腔ケア」についてお話しします。
「入浴介護」は現場でも大変な作業とされていますが、特に高齢者にとって重要なケアです。入浴には3つの意義があるとされています。
①生理的な意義:体を清潔にする。頭や体を洗うことで、身体を整える。
②心理的な意義:リラックス効果。特に寝る前にぬるめのお湯に浸かると、眠りやすくなる。
③社会的な意義:入浴ができないことで外に出ていく社会参加が制限される場合がある。
続いて、「口腔ケア」についてです。
食後の歯磨きで虫歯を予防します。口内の細菌を抑えることで口臭予防もできます。
また、口内の細菌が気管や肺に入り込み、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こすのを防ぎます。唾液の殺菌作用を利用して、口内を清潔に保つことが重要になります。
口から食べられない方でも、口内の清潔を保つことが大切。
口から食べられる方は、食事を楽しむためにも口内の健康を保つ必要があります。
この辺のポイントをおさえて覚えていただきたいと思います。
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