永瀬清子の世界
30-09-2024 • 3分
永瀬さんは、自分の詩に絵を添えた色紙を描いています。子どもの頃から絵を描くことが好きで、目に見えるように詩を書くことを心がけていた永瀬さん。この詩の一節に絵を添えた色紙が赤磐市に寄贈された資料の中にありました。皆が寝静まった夜に小さな明かりをともして詩を書いていたことを、淡い藍色の丸の中にシャーベットオレンジの丸が水彩絵の具で表現しています。一人で静かに過ごす夜、この詩がぐんと身近になるかもしれません。<文・白根直子>