【使える経営学 #7】経営って何をすること?(2-2)

研究室でおしゃべり!ラジオde経営学

18-02-2022 • 16分

【テーマ】

「経営」するのは誰?―経営の主体―


【内容】

・経営者でなくとも、組織を俯瞰して、自分が何をするべきか考えることはできる。

・会社の内側と外側…経営の主体(誰が経営するか)が異なる。

→経営学が複雑に見える要因になっている。

・“経営者”が経営(内向き)→会社の中の人にアプローチ

・“企業”が経営(外向き)→顧客(会社の外の人)にアプローチ

・経営管理論:経営者、管理者として組織の人の動かし方を考える。

・マーケティング論:企業として、どのように売ればよいか考える。

・経営戦略論:企業として、ライバル企業とどのように戦うか考える。

・お金のことも会社の内と外で分けて考える(財務諸表論、会計学、ファイナンス…)。

・組織の人をどう動かしたらよいか考えるのと、ライバル企業との戦いについて考えるのとでは、議論が全く異なる。

・どちらが面白そうか?興味を持てるか?

・バリバリ営業をやっていた人が、管理者になった途端どうしたらよいかわからなくなるのはなぜか?

・実践家の方は、必要なタイミングで、必要な分野を学んで使ってみるのがおすすめです。


【出演】

佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)

皆さんからのおたよりもお待ちしています♪

https://forms.gle/1HcvVrtbrMswTp6k8


【使える経営学シリーズ】

“ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経営学の知識をわかりやすく紹介。

日々の仕事や生活に役立てられるよう、日常とのつながりを大切に進行していきます。

リスナーさんご自身を取り巻く環境や出来事と関連付けて、「使う」ことをイメージしながら聴いていただけると嬉しいです。