今回はゾノ先生の気づきや疑問を高尾先生にぶつけてみました!なお、途中で音声が途切れたように思える箇所がありますが、これは編集による故意のものです。
【第97回日本産業衛生学会自由集会】
労務管理と産業保健研究会
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■話した内容
1. 雑談
- 高尾|杖をつかなくても歩けるようになってきました
- 前園|プロ野球が開幕しました。ヤクルトスワローズファンです
- 森|2月下旬から始めたダイエットを始めて、2キロくらい減量しました
2. 議論した内容
- 公衆衛生がみえる
- きっかけは個別医療主義と対立しない基本思想がないかと考えていたこと
- 日本だと、公衆衛生学は医学部の一分野(社会医学)欧米だと、公衆衛生学は医学部の外
- 日本における産業医の位置付けは、結構特殊
- 公衆衛生学と疫学の関係。疫学は方法論。
- 職場のメンタルヘルス不調の問題を、臨床医学を突き詰めて解決しようとしても、難しいのでは
- 臨床医学は個人の疾病、公衆衛生は集団の健康を対象(公衆衛生がみえるp2)
- 公衆衛生学者の研究のモチベーションは?実践の場がないと厳しいのでは?
- 臨床の手段は診断と治療、公衆衛生の手段は統計と調査(同p3)、しかし公衆衛生にはこれに加えて「制度導入」があるのでは?
- 産業医の医師としての役割と、顧問医としての役割は違う。いずれからの批判も、公衆衛生を盾にすれば、躱わせそう
- 安全配慮義務と健康配慮義務を区別するとすれば、前者は臨床医学アプローチ、後者は公衆衛生アプローチをするのが論理的ではないのか?
- わかる公衆衛生学・たのしい公衆衛生学
- 産業医は公衆衛生学を(もっと)学ぶべきか
- 産業医になる=非倫理的なことをする、ではない。倫理観の硬直が、その誤解になっている
- 法哲学 トロッコ問題