斎藤元彦氏が返り咲いた兵庫県知事選。半年以上も続いた兵庫県政の混乱にピリオドか…と思われたが、兵庫県内のPR会社社長の女性が、選挙の勝利宣言ともいえる形で「SNS選挙戦略」をインターネットの投稿プラットフォーム「note(ノート)」に投稿。斎藤氏側がPR会社宛にポスター代金として約70万円を支払った事実も発覚、公職選挙法違反の買収の疑いが浮上している。
斎藤知事や代理人弁護士は、この女性はあくまでもボランティアだったと説明しているが、真相は…。
組織・企業コンプライアンスに詳しい藤本尚道弁護士(兵庫県弁護士会)に聞く。
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。