消える番号、不正利用の増加… クレジットカードの常識と最新事情

REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

11-05-2022 • 24分

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の手塚愛実マネー報道グループ長です。

今回のテーマは「クレジットカードの常識」です。この春、新社会人になった人はそろそろクレジットカードの入会を検討するという人も多いのではないでしょうか。さらに4月からは成年年齢が18歳になり、親権者の同意がなくてもカードが作れるようになっています。しかし、クレジットカードは実は借金と同じ。基本を学んでから作りたいものです。

クレジットカードは無数に種類があります。まずカード会社が発行する「プロパーカード」。カード会社の中にはVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、JCBのように全世界に決済ネットワークをもつ「国際ブランド」と、国内のカード会社があり、それぞれ提携しています。もう一つ、身近なのが「提携カード」と呼ばれるもので、百貨店や航空会社、ガソリンスタンドなど、消費者との接点が最も多いカードです。

これ以外にはカードの色(ステータス)による区別もあり、年会費も違ってきます。こうした中でどんな観点でカード選びをすればいいのか、また最近増えている「ナンバーレスカード」、カードの棚卸しや不正利用、いわゆるブラックリストなどについても解説しました。

また、クレジットカードでは返済方法にも注意が必要です。リボルビング払いは一見、大きな買い物をしても月々の返済額が一定なので、つい利用してしまうという人もいそうです。しかし、金利が年15%かかるため、返済期間が長引くほど返済総額が膨らんでいきます。一方で1回払い、2回払い、ボーナス一括払いには金利がかかりません。このような基礎知識を押さえ、賢い使い方をしたいものです。

番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「映画について語ろう」です。REINAさんによるとアメリカの映画館の料金は平均10ドルぐらいだそう。今の円安の状況を考慮しても、大人1人1800円の日本よりリーズナブルです。「初デートはいつも映画を見に行く」というREINAさん。どんな映画が好きなのでしょうか。じっくり聴いてみてください。