12兆円スタートアップが「二酸化炭素を回収」 アルファベットやメタも参加

グローバル・インサイト

16-06-2022 • 4分

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の推計によると、気温の上昇を1.5度に抑えるには、2050年までに年間60億トンの二酸化炭素を取り除く必要があります。しかし、現在までに回収・貯留された二酸化炭素量は1万トンに満たないといわれており、回収・貯留技術の開発が急務となっています。そんな中、グーグルの親会社アルファベットやメタなど日本でもよく知られる大手企業が、2030年までに9億2500万ドル(約1189億円)分の二酸化炭素回収・貯留を進める取り組み「Frontier」を開始するとして注目を集めています(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Martin Adams on Unsplash