2016年当時、国会議員浪人中だった杉田水脈衆議院議員は、スイス・ジュネーブで開催された国連女性差別撤廃委員会に参加。この時の様子を自身のSNSで伝える際、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と投稿しました。この投稿について、会議に参加したアイヌの女性が「侮辱であり、人格を否定しておとしめる差別的な内容だ」として、今年3月、法務省の地方組織のひとつ「札幌法務局」に人権救済を求める申し立てを行いました。札幌法務局は、今年9月「杉田議員による人権侵犯の事実があった」と認定しています。ところが先月、杉田議員は自身のYouTubeチャンネルで「わたしは差別をしていません」と語っています。そんな杉田議員を自民党は「環境部会」の「部会長代理」に起用。このポストは部会長に次ぐポジションです。なぜ自民党は、問題発言を繰り返す杉田議員を問題視していないように映るのか?発言の背景と党内での受け止めについてジャーナリストの安積明子さんに伺います。
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