2023-11-06 津田大介「なぜ自民党は杉田水脈議員による人権侵犯発言を問題視していないように映るのか?」

JAM THE WORLD - UP CLOSE

06-11-2023 • 41分

2016年当時、国会議員浪人中だった杉田水脈衆議院議員は、スイス・ジュネーブで開催された国連女性差別撤廃委員会に参加。この時の様子を自身のSNSで伝える際、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と投稿しました。この投稿について、会議に参加したアイヌの女性が「侮辱であり、人格を否定しておとしめる差別的な内容だ」として、今年3月、法務省の地方組織のひとつ「札幌法務局」に人権救済を求める申し立てを行いました。札幌法務局は、今年9月「杉田議員による人権侵犯の事実があった」と認定しています。ところが先月、杉田議員は自身のYouTubeチャンネルで「わたしは差別をしていません」と語っています。そんな杉田議員を自民党は「環境部会」の「部会長代理」に起用。このポストは部会長に次ぐポジションです。なぜ自民党は、問題発言を繰り返す杉田議員を問題視していないように映るのか?発言の背景と党内での受け止めについてジャーナリストの安積明子さんに伺います。

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