#54 みんまちトーク『移動式あそび場の星野諭さん<その3> 〜東京デザイナーアカデミーの教え子が聞く星野先生が抱き続けるそのパッション』

みんなのまちづくりトーク

26-05-2024 • 15分

#54 みんまちトーク『移動式あそび場の星野諭さん<その3> 〜東京デザイナーアカデミーの教え子が聞く星野先生が抱き続けるそのパッション』

この番組は「認定NPO法人日本都市計画家協会;通称⁠⁠⁠JSURP⁠⁠⁠(じぇいさーぷ)」がお届けするポッドキャスト『みんなのまちづくりトーク』です。毎回多彩なゲストと共に、いま話題のまちづくり事例、新しい制度、活動のhow-toなどを紹介していきます。

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第54回は、前々回、前回に続き、移動式あそび場全国ネットワーク 星野 諭 代表をゲストスピーカーに迎えた番組。星野さんから学生時代から今に至るまで一貫して活動しつづけている「子ども達のための場づくり」を、星野さんの生まれ育ちからじっくりと伺います。今回も聞き手は、パーソナリティも含め、現在星野さんが教鞭をとっている「東京デザイナー・アカデミー(旧東京デザイナー学院)の建築デザイン学科の学生さん三名。知ってはいたけれど、じっくり聴いたことは無かったという先生の取り組みとそのパッションを、三人の学生さんと共にじっくりとお聴き下さい。

▼話していたことのリンク

・移動式あそび場全国ネットワーク

https://mpn-japan.com/

・遊び道具を車に積んで、移動先を遊び場に!移動式あそび場全国ネットワーク 星野諭代表に聞く(新・公民連携最前線)

https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/434148/091200122/

・東京デザイナー・アカデミー 建築デザイン学科

https://www.tdg.ac.jp/department/architecture/

・NPO法人コドモ・ワカモノまちing(星野さんの活動原点;当時の情報サイト)

https://www.mm-chiyoda.or.jp/story/2110.html

・星野諭さんプロフィールサイト

https://www.tumugiyasan.com/about1-c1x1t

▼出演者

◆星野 諭(ほしの さとる ;通称かーびー)

移動式あそび場全国ネットワーク代表。プレイワーカー/一級建築士/地域コーディネーター/子ども防災活動家。あそびは世界を自由と平和にする!をモットーに全国各地で移動式あそび場を活動中。幼少期は新潟の山で育つ野生児。2001年の学生時代にNPO団体を結成し、空き家を改装した子どもの居場所づくりや里山キャンプ、地域イベントなどを実施。2008年移動式あそび場を創造し、廃材や自然素材の遊び場、サバイバルキャンプ、オルタナティブスクール、イベントなどを関東を中心に全国各地で開催。様々な企業や自治体、大学や地域と協働し、年間100事業を展開し、約3万人の子どもとふれあっている。

◆聞き手

丑久保 太一(うしくぼ たいち)さん、井口 幸来(いぐち さら)さん(共に、東京デザイナー・アカデミー 建築デザイン学科2年)

□パーソナリティ:高橋 美姫さん(たかはし みき)さん(東京デザイナー・アカデミー 建築デザイン学科2年)

◇フリーBGM・音楽素材MusMus https://musmus.main.jp

▼キーワード

全国ネットワークというのは具体的に何か/移動式遊び場を「一人でやる」のは限界/これでは社会を変えることが出来ない/子ども達が町中で遊んでいる姿を再びつくりたいという人生のミッション/全国に拡げよう/10年後に100台にしようと/北海道から沖縄まで/月1回の定期的な勉強会/5台から10台になり、現在20台になった/仲間に声をかけ/やり方/お金の仕組みもアドバイスしたりノウハウ交換したり/車を買う方法/カービーの車は鮮やか/子ども達と一緒につくった/車自体が遊具になっている/ネットで登れる/ターザンロープで/車はお金がかかる/20代の頃の常設基地と同じ/車を下さい作戦/各地域で色んな方法/大阪はダイハツに企画提案/ダイハツが行政に寄附し/行政がNPOに支援/入間市では行政事業としてやろうと/子育てセンターで移動式遊び場を整備/八王子は地域の自動車会社が格安で提供してくれた/お金がないときほど企業に飛び込んで/学生も各地域で参加/子どもに関わる仕事をめざしているひとも/それ以外の学生も/確かに上京してきた学生は人とふれあう機会が無いので/子どもと関わると浄化するかもしれない/こどもから教わることも多い/一緒に取り組むことで得るものも/さらに企業や商店街が関わることで/新たなソリューションに繋がることも/子どもも覚えていて、成長したら活動に繋がるのでは/実際に成長した子どもが、子どもを連れてきている/ゴールは「移動式遊び場が無くなる」こと/あくまできっかけづくり/当たり前になるような/道路を封鎖しさえすれば遊び場に勝手になるような/そんな国になるように/全国ネットワークで/遊ぶって決めてイベント化するのではなく/そこに行ったらみんながいて遊びになるような/2008年に移動式遊び場を世界初生み出したと思っていたが/実はドイツでは1978年くらいからやっていたことを知った/いまドイツの関係者と交流している/ドイツではいま400台ある/行政施策として/消防車タイプから超巨大タイプから小型まで/マフィアが売買している地域にあえて移動式遊び場を持ち込んでコミュニティをつくり(マフィアの)居場所をなくす取り組みも/どこでも行ける圧倒的な機能/海外からの観光客も子どもと関わったら/多国籍/異文化交流にも/偶然通りかかった人達と一緒に遊ぶ/歩いていて偶々そういう場に出会うと/楽しそうだし思い出になりそう/掛け算される/色んな人と出会う/口コミで次の仕事が決まることが多い/NHKのプロデューサーと出会って次に繋がったことも/近々では能登の支援/311の頃と異なり、日本中に仲間が居た/大学院生のワカモノと一緒に入った/彼は現地に住むことになり/他の仲間も入って2名体制で遊び場を運営している/持続可能にするヒントとして/1団体ではなく複数の団体で/ネットワーク力が活かされた/学生には「感じて動く」ことをして欲しい/例えば建築を学んでいるみんなも/建築以外にワクワクするようなことを見つけて動くと最終的に建築に繋がると思う(おわり)