#4 ジョージ・マイケル 最高! by ミッツ・マングローブ

西寺郷太の最高!ファンクラブ

01-06-2021 • 36分

西寺と語るのであれば、この人!ってことで【George Michael / ジョージ・マイケル 】について、ゲストのミッツ・マングローブさんと話をしていきます。

前回のエピソード(「#3 80’sミュージック 最高!)は、ミッツさんの経歴を辿りながら80年代の音楽について語っていきました。今回は、ミッツさんがイギリス生活で出会ったアーティスト・ジョージマイケルに注目していきます。

ミッツさんは、10代中盤をイギリスのロンドンで過ごし、高校は日本に帰国。中学3年生の時にイギリスの日本人学校で、BOØWYのコピーバンドをやっていたよう。(COMPLEXも流行っていたがBOØWYを選択)ピアノを習ってきたことから、メロディを耳コピしてキーボードを担当。帰国し、日本の高校でもバンドを組む。「歌をうたいたい!」と思ったことから、キーボードを続けながらも、人前で歌を初披露したのは、ザ・ビートルズの「Mr Moonlight」!大学も日本の慶應義塾大学法学部政治学科へ進学し、卒業後、コミュニケーション、文化、メディア学研究に特化している英国ウエストミンスター大学コマーシャル・ミュージック学科へ留学しました。

80年代で出会った、ジョージ・マイケルはその後も好きでいて、聴いていたようです。「Older」、楽曲「Too Funky」は自分の中のセクシャリティは分かっていたがまだ解放していない時期、MVのようにウォーキングしていたと明かします。(話のなかで出ているMVも合わせてチェックしてみてください!)クイーンのフレディ・マーキュリーの追悼でカヴァーした「Somebody to Love」、エルトン・ジョンとの「Don't Let the Sun Go Down on Me」のリリースされて、ヴァージンに移籍し、「Older」、シングル「Jesus to a Child」その当時のジョージ・マイケルの容姿は、歩くカミングアウト(?!)だと気づき、「Listen Without Prejudice」、自伝「裸のジョージ・マイケル」では仄かしていたものの、「Older」辺りから明確になったこと、その時のゲイカルチャーにも影響を与えていたことも。ジョージ・マイケルは、天才だけども不器用さや人間性についても、愛を持って語ります。「Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael」のリリース前に、ジョージがトイレで捕まった話も・・そのLAのトイレには、西寺もミッツも訪れましたが、ミッツさんの強烈なエピソードを…!この事件をきっかけに、タイトルや楽曲名や歌詞にも反映され「OUTSIDE」のMVにはその事件が顕著に表れています。ミッツさんは、ジョージの自虐が転機を生んだとのことも。2016年12月25日のクリスマス、ジョージの訃報が届いた時のエピソードも。マツコさん(マツコデラックス)と動画を同時に見て話す祭りを開催していたようですが「会おうか」となり、滅多に二人きりで会うことはないが、ジョージに亡くなった日に、ジョージの話をBarで朝まで語り明かりした思い出も。マイケル・ジャクソンプリンスデヴィッド・ボウイのような野郎文化が神格化されている(ミッツさんの言葉を借りています)。ジョージ・マイケルクイーンペット・ショップ・ボーイズ、ミッツさんの中の三羽烏はゲイシーンと密接になっていたことも。またまた話は外れますが、2丁目のクラブでNONA REEVES「LOVE TOGETHER」(同曲PV)が頻繁にかかっていて、西寺は2丁目では話題になっていたみたいです。音楽家・筒美京平さんに見出される声を持っている人は、特徴があり、気になっていたよう。他には、西寺と一緒に、清水翔太さんも話題に挙がっていたようです。西寺は、声に好かれてペット・ショップ・ボーイズの「What Have I Done to Deserve This?」のカヴァーもしています。Wham!のジョージ・マイケルとアンドリューとの人間性の良さについても。Wham!のジョージは架空のジョージであり、ソロになり、真の姿を表してきたことで、また音楽に惹かれ、引き込まれていくようになったとも。ジョージとアンドリューにおいては、ミッツさんは激しく共感しており、青年時代のエピソードと共に語ってくれます。自分の体は男だけども、世間が考える男の子のステレオタイプのような感情や表現をすることができず、違和感があったが、圧倒的に周囲がその反応だと、そういう風にさせたこと。Wham!のアンドリューがジョージをそうさせたとも同じように。ジョージマイケルの人格について、「鎧を着て、自分ではない自分で進んで行かなきゃいけないこともある」と言うように、ミッツさんの今ある姿、自分像の考え・素の自分についても、ジョージについても外から見られる自分のあるべき姿の表現についても語ってくれます。ジョージの死後、未発表曲としてリリースされた「This is how」の歌詞で、初めて泣いたことも明かします。

音楽ユニット「星屑スキャット」でも活動しておりますので、歌うミッツさんも注目です!

今回は、ミッツさんの視点での「ジョージ・マイケル」で語っていきました。ジョージのような生き方で、後押しされた人はたくさんいるだろうし、ミッツさんもその一人であるんだろうなと感じます。ジョージの生き方は、表現として作品に残っているので、ぜひ触れてみてください!

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