#29 社会福祉法人しおかぜ (倉敷市)理事長 矢野旬一 氏

せとうち企業セレクション

14-10-2024 • 27分

倉敷市下津井、瀬戸大橋を望み、港が見える丘の上に広大な敷地と建物がある。社会福祉法人しおかぜの本拠地だ。

特別養護老人ホーム、訪問介護センター、デーサービス、小規模多機能ホームなど11の事業所を運営している。そのなかに、保育所「こども園」があるのが大きな特長で、125人のこどもたちが通園している。同じ敷地内に高齢者とこどもの施設、やっと初代理事長の思いを果たしつつある、と矢野理事長は語った。初代理事長は、柴田高志医師。高齢者が増え、下津井に福祉施設がないことから、

地域に呼びかけ、みんなで組合のような組織を作った。しおかぜの原点だ。現在も、その形は引き継がれ、オーナー法人ではない。理事や評議員も地元から選出され、福祉の現場は職員が中心となって運営する。「その人が、その人らしく暮らす」しおかぜのテーマを、矢野理事長59歳にトップインタビューです。