2024年11月27日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
医療費などの還付金を名目にした特殊詐欺が
急増しています。
県警によりますと、今月15日から22日の
1週間で合計10件が発生し、
今年に入って22日までに認知された
還付金を名目にした詐欺被害は42件で、
この1週間でそのおよそ4分の1が
発生した形です。
被害総額はおよそ600万円で、
県警は、年末にかけて同様の特殊詐欺被害が
さらに発生する可能性があるとして
強く注意を呼びかけています。
還付金を名目とした詐欺は、
役所などの公的機関職員をかたる人物が、
医療費や各種保険料などの過払いがあると
電話で持ち掛けるところから始まっています。
金融機関職員などを名乗る人物が
登場することもあります。
その後、払い戻し手続きをするとして
ATMに誘導し操作を指示したり、
キャッシュカードを受け取りに
自宅に訪れたりする形で
現金をだまし取っています。
県警は
「役場や金融機関の職員が、
還付金の返還手続きのために
ATMを操作させたり
キャッシュカードを
受け取りに来たりすることは
絶対にない」とし、
「還付金を返還するなどの電話があった時には、
絶対に一人で判断しないでほしい」と
呼びかけています。