「飛込禁止」看板設置へ 奥武漁港付近の海岸 水難事故多発

方言ニュース

09-10-2024 • 5分

2024年10月9日(水)放送分


担当は上地和夫さんです。



琉球新報の記事から紹介します。


南城市の奥武漁港付近の海岸で

遊泳中の水難事故が相次いでいることを受け、

漁港を管理する市が1日、「飛込禁止」などと

明記した看板と救命浮輪3個を設置しました。



市による海岸での飛び込み禁止を

呼びかける看板設置は初めてです。


看板と浮輪は琉球水難救済会が

提供したもので、

看板には、奥武漁港海岸は遊泳者の安全が

確保された「海水浴場」ではないことや、

浮輪と自動体外式除細動器=AEDの

設置場所などを示しました。


看板からおよそ40メートルまでは

浅瀬が広がりますが、

沖に進むと水深およそ3メートルの

深みにはまり危険とされます。



漁港付近の海岸では、

去年6月に女子中学生が溺れて亡くなり、

今年5月にも男子中学生が溺れて

心肺停止の状態で搬送されました。


市の担当者は「漁港内は潮の流れが速く

大変危険。飛び込みは絶対にやめてほしい」と

注意喚起しています。