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昨日
最後のカチャーシーが最も好き。沖縄の結婚式、披露宴のアンケート
2023年11月28日(火)放送分 担当は中川信子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 沖縄の結婚式、披露宴で好きなところに 関する質問に対し 「フィナーレのカチャーシー」と回答した人が77・3%と最も多く、 「とにかくにぎやか!」の 53・6%が続きました。 沖縄リゾートウェディング協会が、 11月22日のいい夫婦の日に合わせて、 アンケート結果を発表したもので、 エイサーの余興が52・6%、 親戚友人の余興が50・5%と、 沖縄ならではの結婚式を好む意見が 多く見られました。 好きではないところについてはおよそ半数が「騒がしい。みんな話を聞かない」と、 真逆の感情を抱いていました。 一方、沖縄県民の結婚式で改善した方が いい点について最も多かったのは 「お酒を飲む方への移動手段や 宿泊のサポート」の29・9%で、 車社会の沖縄らしく、 交通手段を懸念する意見が見られました。 祝儀の金額を問う質問に対しては、 「1万円」が62・9%で最も多く、 次いで「2万円以上」が15・5%でした。 親しさやつながりによって 額を検討する声もありました。 協会の上地事務局長は「物価高騰もある中、 県内の結婚式の祝儀の相場は1万円に 留まり続けている。 高単価なリゾートウエディングでも 伝統的な沖縄の要素を取り入れながら、 今後の在り方を検討していきたいと 話しました。
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最後のカチャーシーが最も好き。沖縄の結婚式、披露宴のアンケート
2023年11月28日(火)放送分 担当は中川信子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 沖縄の結婚式、披露宴で好きなところに 関する質問に対し 「フィナーレのカチャーシー」と回答した人が77・3%と最も多く、 「とにかくにぎやか!」の 53・6%が続きました。 沖縄リゾートウェディング協会が、 11月22日のいい夫婦の日に合わせて、 アンケート結果を発表したもので、 エイサーの余興が52・6%、 親戚友人の余興が50・5%と、 沖縄ならではの結婚式を好む意見が 多く見られました。 好きではないところについてはおよそ半数が「騒がしい。みんな話を聞かない」と、 真逆の感情を抱いていました。 一方、沖縄県民の結婚式で改善した方が いい点について最も多かったのは 「お酒を飲む方への移動手段や 宿泊のサポート」の29・9%で、 車社会の沖縄らしく、 交通手段を懸念する意見が見られました。 祝儀の金額を問う質問に対しては、 「1万円」が62・9%で最も多く、 次いで「2万円以上」が15・5%でした。 親しさやつながりによって 額を検討する声もありました。 協会の上地事務局長は「物価高騰もある中、 県内の結婚式の祝儀の相場は1万円に 留まり続けている。 高単価なリゾートウエディングでも 伝統的な沖縄の要素を取り入れながら、 今後の在り方を検討していきたいと 話しました。
2日前
軽作業導入で施設利用者の生きがいや健康維持に効果
2023年11月27日(月)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 糸満市にある介護事業所「琉新の風 糸満」では 4月から、高齢者の生きがいづくりや 自立支援をサポートする通所介護= デイサービスのプログラムとして、 「働くデイ」を導入しています。 利用者の介護度や体調に合わせて掃除や 畑仕事などの軽作業に参加してもらい、 ポイントをためて施設内通貨として 利用できる仕組みで、 事業所では「利用者の表情が生き生きしてきた。 身体機能の維持にもつながっている」など 効果を実感し、 系列の別事業所でも 先月から取り組みを始めました。 「働くデイ」では、テーブル拭きや掃き掃除、 洗い物といった身の回りのことを 担当してもらうほか、農作業や制作物、 大工仕事など、利用者の「やりたいこと」に 取り組んでもらい、職員が見守りながら サポートしています。 1カ月もたたずに変化が表れ始め、 利用者の表情が生き生きし始め、 積極的に動いてくれるようになり、 施設内でのよろめきも徐々に減り、 機能維持につながっているということです。「ありがとう」の声かけを何より 大切にしているという女性職員は 「状態に合わせて工夫すれば、 どんな方でも参加できる。 生きがいを感じてもらえる取り組みだと 思うので、多くの事業所に 広がってほしい」と願いを込めていました。
2日前
軽作業導入で施設利用者の生きがいや健康維持に効果
2023年11月27日(月)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 糸満市にある介護事業所「琉新の風 糸満」では 4月から、高齢者の生きがいづくりや 自立支援をサポートする通所介護= デイサービスのプログラムとして、 「働くデイ」を導入しています。 利用者の介護度や体調に合わせて掃除や 畑仕事などの軽作業に参加してもらい、 ポイントをためて施設内通貨として 利用できる仕組みで、 事業所では「利用者の表情が生き生きしてきた。 身体機能の維持にもつながっている」など 効果を実感し、 系列の別事業所でも 先月から取り組みを始めました。 「働くデイ」では、テーブル拭きや掃き掃除、 洗い物といった身の回りのことを 担当してもらうほか、農作業や制作物、 大工仕事など、利用者の「やりたいこと」に 取り組んでもらい、職員が見守りながら サポートしています。 1カ月もたたずに変化が表れ始め、 利用者の表情が生き生きし始め、 積極的に動いてくれるようになり、 施設内でのよろめきも徐々に減り、 機能維持につながっているということです。「ありがとう」の声かけを何より 大切にしているという女性職員は 「状態に合わせて工夫すれば、 どんな方でも参加できる。 生きがいを感じてもらえる取り組みだと 思うので、多くの事業所に 広がってほしい」と願いを込めていました。
2日前
ジュリアーナさん、ルーツをたどり伊江村へ
2023年11月24日(金)放送分 担当は赤嶺啓子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 去年、県立図書館が実施するルーツ調査で 見つかった、 伊江村議会議長の渡久地政雄さんの親戚で、 ブラジルへ移民し、2007年に 74歳で亡くなった渡久地政従さんの孫の ジュリアーナ・トグチさん37歳が 伊江村の海外交流事業の研修生として、 8日から島を訪れています。 11日には、政雄さんなど親戚らが集まり、 ジュリアーナさんを歓迎しました。 ジュリアーナさんの祖父の政従さんは、 1960年にブラジルへ移民し、 89年に一時帰国しましたが、 その後、ブラジルへと戻り、 連絡が取れなくなっていました。去年10月に政従さんの親戚である 政雄さんが、県立図書館に調査を依頼し、 政従さんの長男や次女、 孫のジュリアーナさんを見つけ、 オンラインで交流していました。 ジュリアーナさんは、 来年1月まで村内の学校で英語を教えたり、 沖縄の伝統文化を学んだりするということです。 親戚一同に温かく迎え入れられた ジュリアーナさんは 「伊江島で新しい家族と知り合えたようで 本当にうれしい。もっと触れ合いたい」と 笑顔を見せていました。
6日前
台風などの被害防止のため 無電柱化推進
方言ニュース 2023年11月23日(木)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 電線の地下埋設などによる 無電柱化を進めるための 沖縄ブロック無電柱化推進協議会が20日、 那覇市内で開かれました。 新たに12市町村が加わり、 県内41市町村全てが 参加することになりました。 無電柱化は、台風などによる停電の防止や 地震などの災害時に円滑な交通を 確保できることや良好な景観の形成が 期待されますが、 県内で8月上旬にかけて各地で 被害をもたらした台風6号により、 多くの地域で停電が発生したことから、 無電柱化の機運が高まっています。 岸田総理大臣は、「沖縄の離島地域をはじめ、 電力供給の強靱化に資する電線地中化を 加速する」と表明し、 補正予算案では離島の無電柱化実施の際の 電線管理者負担を軽減するために、 1億円を計上しています。 2021年度末の時点で沖縄の無電柱化率は 1・9%で、全国平均の1・3%を 上回っています。 一方で各自治体で策定する 無電柱化推進計画については、 策定済みが10市町村、策定予定が 5市町村にとどまっており、 全市町村での策定を目標としています。 会議に参加した宮里哲座間味村長は 「小規模な離島にとっては特に、 無電柱化の目的は生活の維持そのものだ。 一気に全ては無理だと思うが、 重要な幹線の無電柱化を 推進してほしい」と話しました。
1週間前
今帰仁由来の琉球人骨 今帰仁に移管
方言ニュース 2023年11月22日(水)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 昭和初期、旧帝国大学の人類学者らが 研究目的で今帰仁村の風葬墓 「百按司墓」などから持ち出し、 2019年に保管先だった台湾大学から 県教育委員会に移管された 琉球人骨63体について、 県教委員会は先月10月24日、 今帰仁村由来とされる人骨21体を 今帰仁村教育委員会に移管しました。 県教委員会文化財課が今月11月16日、 県教育委員会会議で説明しました。 文化財課によりますと、 今回移管した遺骨21体は、 台湾大学から県教委員会に移管された際に 作成された「移管台帳」内の「頭蓋骨標示」欄に 「運天」と書かれてありました。 また、遺骨は63体分あり、 採集場所と思われる情報などが 書かれているということです。 県教委員会は2018年、台湾大学、 今帰仁村教委員会と3者で定めた協議書に 基づいて、 19年に移管を受けて 県立埋蔵文化財センターで保管していました。 当初、村教委員会の保管体制が 整わなかったことから依頼を受けて、 今帰仁村由来とされる人骨も県教委員会が 一時的に保管していたものです。 県教委員会は今帰仁村以外の採集場所が 確認できた人骨も 該当する市町村教委と調整するとしています。
21-11-2023
笑顔を残す撮影会が開催
2023年11月21日(火)放送分 担当は中川信子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 「笑顔の『今』を、残そう」を キャッチフレーズに、 恩納村でこのほど、 去年に続き第2回シニアポートレイト撮影会・ 写真展が行われました。 恩納村在住の65歳以上が条件で、 撮影前にはお気に入りの自前の衣装をつけ、会場でプロのアーティストに髪とメークを 整えてもらい撮影に臨みました。 最初の参加者は71歳と75歳の女性で、 2人は工房でモノづくりをする仲良しで、 誘い合ってきたということです。 「写真は好きではないが『いい機会だから』と 子どもたちの後押しで参加した。」 「去年の写真を見ていいと思った。 照れ臭いけど子どもたちに 勧められたので」と笑顔で話しました。 カメラマンの田村ハーコさんにより、 自然な庭木の下での撮影が始まり、 「いい、とてもすてき、かわいい」と 言葉をかけながら田村さんの 手早いシャッター音が響いていました。 この催しは 「恩納村地域づくり支援助成事業」の一環で、 参加費は500円です。 プリント2枚とデータがもらえ、 後日写真展も開かれるということで、 「専門の写真館は敷居が高いし、 料金も高い」というお年寄りには 手軽で絶好の機会となり、 また友達、夫婦、家族などと一緒に 写真に納まる人もいました。
21-11-2023
琉仏修好条約の関連資料が発見される
2023年11月20日(月)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 琉球国が1855年にフランスと交わした 琉仏修好条約について、 琉球国がフランス側に渡した国書4通と、 条約の原案とみられる文書2枚が 見つかったことが このほど分かりました。 きのうときょう、全国の古書店が参加する 東京都内のオークションに出品されています。 主催する東京古典会の関係者によりますと、 国書に残された「琉球国印」や内容などから 原本の可能性が高いということです。 文書はフランス国内で保存されていたとみられ、 現存が確認されるのは初めてで、 専門家は「琉球国が独自に外交交渉をしていた 貴重な記録で、 歴史的な価値は高い」としています。 国書の原本とみられる文書は、 3隻の艦隊を率いて琉球を訪れた フランス側代表のゲラン提督に、 琉球国代表が宛てた1855年10月5日、 7日、8日付の3通と、 フランスの皇帝ナポレオン3世に宛てた 10日付の1通の合わせて4通です。 フランスが琉球国に「領事館の設置」などを 求めたことについて、 条約の内容の協議や譲歩を求めています。 一方、条約の原案とみられる文書は2枚で、 フランス側が作成した条文を漢語に 翻訳した文書の下書きと、原本で、 これを清書したものが琉球国に 示されたとみられます。
17-11-2023
宜野座村惣慶区で厄払いのシマシンカー開催
2023年11月17日(金)放送分 担当は赤嶺啓子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 宜野座村惣慶区で先月10月16日、 厄払いの行事「シマカンカー」が行われ、 疫病や災厄を払い、無病息災と 惣慶区のさらなる発展を祈念しました。 シマカンカーは悪霊が地域に 侵入することを防ぐ目的の祭祀で、 明治より行われ、 昭和の初期に途絶えたシマカンカーを、 1985年に当時の区長を中心に復活しました。 かつては惣慶区の東西北の入り口だった 3カ所に、悪霊をはね返すとされる 石灰岩の獅子「石敢當」が外向きに安置され、地域を「結界」のように守ると 伝えられており、 伊芸勝也区長と行政委員を中心に、 3カ所の石敢當「恩納岳の返(けー)し」 「久志岳の返し」「安部崎の返し」を順に巡り、 牛汁を供えて祈りをささげました。 牛肉を供えることで集落を悪霊から守るという 意味合いが継承されますが、 昔は栄養失調の子どもも多く、 供えた肉を子どもたちに 「一口食」といって一口ずつ食べさせて 栄養をつけさせる目的もあったとされます。 石灰岩の「石敢當」は、惣慶区の南方にも 安置されていたと伝えられていますが、 区の発展に伴う開発の途上で消失し、 所在は不明だということです。
16-11-2023
白梅同窓会が解散へ
2023年11月16日放送分です。 担当は、上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 県立第二高等女学校の同窓生らでつくる 「白梅同窓会」が高齢化のため、 60年余りの活動に 幕を下ろすことを決めました。 最後の総会が90代の同窓生ら およそ30人が集まって、 12日に那覇市内のホテルで開かれ、 笑顔と涙で久しぶりの再会を喜び、 活動終了を惜しみました。 今後は遺族やボランティアらでつくる 「白梅継承の会」が 活動を引き継ぐということです。 同窓会の最後の会長には大城君子さんが就任し、 「明るく仲良く継いでいってほしい」 と継承の会にバトンを託しました。 大城会長によりますと、 同窓会の発足は1960年で、 沖縄戦に動員された県立第二高等女学校の 学徒らを追悼する白梅之塔での慰霊祭をはじめ、 戦争体験の継承活動に取り組んできました。 毎年1回の総会には多い時には400人が 参加することもあったものの、 高齢化で少なくなり、 コロナ禍で中断していました。 前会長の中山きくさんと二人三脚で 活動してきた武村豊副会長さんは 「会が閉じることは喜びだけではすまない 複雑な思いだが、継承の会が 引き継いでくれるので安心している。 二高女に籍を置いたことは誇り。 ここまで来られたのは若い方たち、 継承の会の励ましがあったから」 と涙を拭いました。
15-11-2023
ガンシナ注連七輪
2023年11月15日放送分 担当は、上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 南城市知念の久高島で、 80代から90代の住民らが 「ガンシナ注連七輪」作りに取り組んでいます。 ガンシナは円形の敷物で、 水が乏しかった久高島では、 女性たちが毎日水を入れたおけを頭に載せて運ぶ際に使っていたもので、 民具のガンシナを元に、 島民の日常に根付く自然への感謝や 家内安全の祈りを込め、 しめ縄に仕立てています。 島の高齢者に生きがいと仕事をつくろうと、 久高島結回の会が主催して、 2019年から作り始め、 人気を集めています。 島に自生する月桃やレモングラス、 マカヤを乾燥させたものを、 アダンの根を細かく切ってひも状にした アナシシで縛り、円状にまとめて作ります。 結会の会が育てた麦穂などを添え、 新年の干支に合わせた飾り付けをします。 副会長の古堅苗さんは「ガンシナ作りを学び、 先人知恵をもう一度暮らしの中に 取り入れていきたい」と目を輝かせました。 ガンシナ注連七輪は1個1万5千円で、 200個販売し、 今月30日まで注文を受け付けます。 注文が販売個数より多い場合は抽選となります。
14-11-2023
石川警察署のシーサー、新たに
2023年11月14日(火)放送分 担当は中川信子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 石川警察署玄関前に鎮座するシーサーが 今月1日、新たなシーサーと交代しました。 およそ40年にわたり署のシンボルとして 玄関前に座り続けた旧シーサーは、 今年の台風6号で損壊しましたが、 恩納村の陶芸家瀬良垣得山さんが制作した シーサー一対を寄贈し、 署や地域の守り神として 鎮座することとなりました。 石川署で開かれた鎮座式で、大城靖署長は 「情熱を持って管内の治安維持の勤務にあたる 石川署のシンボルにふさわしいシーサーだと 署員一同感じている」とあいさつし、 瀬良垣さんに感謝状を手渡しました。 シーサーは雌雄一対で 大きさはおよそ50センチです。 眼光は優しくも鋭く、 燃え上がる炎のような毛並みが特徴的で、 高温で焼き締め完成に およそ3カ月を要しました。 瀬良垣さんが恩納村谷茶に工房を建てた際の 最初の作品で格別の思いがあるというで、 「石川署という良い嫁ぎ先が見つかり 誇りに思う。台風にも負けず、 地域の安全と皆さまの健康を守ってくれると 信じている」と話しました。
14-11-2023
タマネギ価格、11月は高騰予想
2023年11月13日(月)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 カレーや肉じゃが、サラダなど食卓に 欠かせないタマネギの今月11月の価格が 全国的に高くなりそうです。 主産地の北海道で、この夏の猛暑の影響により 不作となったことが要因とみられます。 東京都中央卸売市場では今月上旬の卸売価格が 平年と比べ2倍近くになっており、 野菜価格の高騰による 家計への影響は続きそうです。 農林水産省によりますと、 北海道で8月から9月にかけての高温の影響で、 一部で品質が低下する被害が出たほか、 小玉傾向になっているということです。 東京都中央卸売市場での タマネギ1キロ当たりの卸売価格は 9月1日時点で100円でしたが、 今月6日時点で185円と 平年の2倍近くまで上昇しました。 11月は例年、 北海道産のシェアが全国的に高く、 影響が大きいということです。 東京都新宿区の八百屋の店頭では、今月6日、 北海道産タマネギ一個が 51円で並んでいましたが、 北海道産は小ぶりなものも多く、 店長は 「今並んでいるのは少し前の仕入れなので、 この次に並ぶものは値上がりする。 しばらくしたら価格は倍くらいになるかも しれない」と話しています。 今月はタマネギに加え、 一部地域では高温の影響などによりニンジンやネギの出荷量も減り、 卸売価格が平年を上回る見通しです。
10-11-2023
多良間村の理容室「毛刈館」
2023年11月10日(金)放送分 担当は赤嶺景子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 多良間村塩川に売り上げが好調な 理容室があります。 店名は「毛を刈る」と書いて「毛刈館(もうかるかん)」で、 自宅敷地内に店を構える店主の 豊見山常(じょう)弘(こう)さん71歳が名付けました。 豊見山さんは15歳で多良間島を出て、 大阪で理容師の専門学校に通いながら、 理容室で見習いとして腕を磨きました。 25歳の時に浦添市の神森小学校近くに 自身の店「毛刈館」を開店しましたが、 店名は、豊見山さんが大阪府で見習いとして 働いていた店舗から受け継ぎました。 25年ほど営業を続け、 2000年に故郷に「毛刈館」を移転し、 営業を続けています。 豊見山さんは「響きがいいでしょ。 気に入っていたからその名前にした」語り、 「もうかっていますか」の質問に 「まあまあじゃない。 妻と2人で暮らす分には 困っていない」と笑いました。
09-11-2023
県内の耕地面積減少 統計史上最小
方言ニュース 2023年11月9日(木)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 沖縄総合事務局はこのほど、 今年の県内耕地面積が前の年に比べて 200ヘクタール、0・6%減の 3万6100ヘクタールとなったことを 発表しました。 統計を取り始めた1972年以降、 最小を更新しました。 荒廃農地の開墾による増加もありましたが、 農家の高齢化による離農や 経営規模の縮小のほか、 宅地への転用などで減少が上回りました。 畑の種類別では、果樹や牧草以外の作物を 栽培する普通畑が前の年に比べて 0・4%減の2万7500ヘクタール、 果樹や茶などを栽培する樹園地が前の年と 変わらず、1880ヘクタールでした。 一方、牧草地は0・7%増の 6000ヘクタールとなりました。 総合事務局によりますと、 飼料高騰を背景に八重山で牧草の自給を 目指した荒廃農地の開墾があったことに 起因しているということです。
09-11-2023
首里城復興祭 4年ぶりに絵巻行列
方言ニュース 2023年11月8日(水)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 首里城復興祭の最終日となった5日、 那覇市の国際通りで4年ぶりに行われた 琉球王朝絵巻行列は、「御轎」と呼ばれる 乗り物に乗った国王の渡嘉敷(とかしき)大雅(たいが)さん、 スピーナ瑛利香(えりか)さんらによる 琉球国王王妃行列を先頭に、 中国皇帝の使節団や伝統芸能団などに扮した 総勢400人が国際通りを練り歩きました。 沿道から行列を動画に収めていた 那覇市の60歳の男性らは 「初めて見に来たが、とても楽しかった。 王様の行列はとても迫力があった」 と話しました。 新型コロナウイルス禍で中断する前は 毎年見に来ていたという北海道帯広市の 80歳の女性は 「この日を待っていた。 皆さん大変な苦労があったと思うが、 お天気の中、威厳のある行列ができて 良かった」と語りました。 首里城焼失前は首里城祭として 実施していましたが、 正殿完成までは復興への願いを込めて 首里城復興祭としています。 首里城正殿は2026年秋に完成予定です。
08-11-2023
ダブル成人式の参加者募集中!
2023年11月7日(火)放送分 担当は中川信子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 今年度に40歳となる 1983年度生まれの人を対象に、 20歳の成人式から20年の間、 頑張ってきた自分たちを祝うことを 主な目的として、 今後の人生もさらに楽しく 活気あふれるものにしようとの願いを込め、 「ダブル成人式2023沖縄」が来年1月、 那覇市内のホテルで開かれます。 沖縄本島の南部、中部、北部から 8人が集まり実行委員会がこのほど開かれ、 会の方向性や周知方法などが話し合われました。 開催について宜野湾市でアパレル業を営む 野原真麻さんは「40代は組織で中堅として 後輩を育て、社会的にもそれなりの地位に 就き始める。父親や母親にもなり、 子育てと仕事で1日が終わる」と話し、 「これまで頑張ってきた自分を祝い、 ねぎらう場にしたい。 普段合うこともない人との会話などを通して、 次の20年の刺激にできればうれしい」と 参加を呼びかけました。 「ダブル成人式」は年明け1月6日に開かれ、 同世代でテレビアナウンサーの 金城わか菜さんらが司会を務め、 世代を代表するサプライズゲストの出演も 予定しています。 参加申し込みは公式サイトから 12月31日までとなっています。
06-11-2023
今年の子どもの名前調査結果発表!
2023年11月6日(月)放送分 担当は上地和夫さんです。 ベネッセは1日、今年1月から9月に生まれた 赤ちゃんの名前の調査結果を発表しました。最多の1位は、男の子が去年5位の蓮(れん)、 女の子が8年連続で陽葵(ひまり)でした。 2位と3位は男の子が碧(あお)、陽翔(はると)、 女の子が凛(りん)、翠(すい)となりました。 名前の読みはいずれも主な読み方です。 男の子のトップ10では4位に湊(みなと)、 5位に蒼(あおい)が入るなど、 7つが漢字1文字でした。 女の子のトップ10でも4位が紬(つむぎ)、 8位が葵(あおい)で、 4つが1文字の名前となりました。 ベネッセは1文字人気について、「太」「子」など 性別を連想させる漢字を使わず ジェンダーレスな名前を選ぶ親が増えたと 分析しています。 画数や漢字の持つ意味より、 読みや音の響きを重視する傾向もあるとみています。 ベネッセはランキングの発表を始めた 2005年から19年分の集計結果も発表し、 男の子の1位から3位は連、 大翔(ひろと)、悠真(ゆうま)で、 女の子は陽菜(ひな)、葵、凜でした。
06-10-2022
根拠ある校則を目指して企業に聞き取り
2022年10月6日(木)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 「わがままを通すのではなく、 根拠のある校則に改めたい」 と、那覇市の城北中学校生徒会が 校則の改定に向けて 取り組みを前進させています。 「大人は眉を整えているのに、 私たちが眉を整えるのはなぜいけないのか」、 根拠を突き詰める過程で 「学校内だけでなく、進学先や就職先など、 社会的にはどんな印象を持たれるのかを 調べる必要がある」 と考えた生徒会は先月、 企業や高校の意識調査を始めました。 校長室に5人の生徒会メンバーが集まり、 「入社面接に、眉を剃った人が来たら どう思いますか」 と、招いた食品卸売業大伸の 赤嶺克俊社長に質問しました。 赤嶺社長は 「眉ぞりを確認したことがない。 気になったことがない、というのが 正しいかもしれない」 と応じ、 「奇抜でなければいいと思うが、 奇抜の程度が難しいんだよね」 と一つ一つ丁寧に答え、 「大事なのは、全部禁止して封じ込めるのではなく、 回りに迷惑をかけていないか、 不快に思う人はいないか、 その都度考えることではないか」 と話しました。 生徒会長の島袋愛佳さんは 「意外と企業は自由なんだなと思った。 ただ、自分勝手な自由を認めている わけではなく、認めるにも しっかり根拠があると分かった」 と、聞き取り調査の 手応えを感じていました。
05-10-2022
那覇市久米の旗頭「青龍刀」を復活
2022年10月5日(水)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 那覇大綱挽久米実行委員会は先月23日、 沖縄戦で焼失した那覇市久米の旗頭 「青龍刀」を復活させました。 この日、那覇市の久米公園で旗頭への 入魂式を実施した後に旗を組み立て、 久米地域の住民にお披露目しました。 旗頭の頭の部分=トゥールーには、 上をまっすぐ向いた龍の頭が構え、 旗字には「師」と書いてあるのが特徴です。 久米地域には、 戦前まで4旗の旗頭があったということで、 大門には一番旗「青龍刀」と二番旗「撫子」が、 西門には一番旗「斧鉞」と二番旗「水仙」が ありましたが、沖縄戦で焼失しました。 名嘉原実行委員長によりますと、 旗頭を作る職人は高齢化し、 後継者もいなかったことから、 職人らが各地域に作り方を 伝えていたということで、 職人から習った技と絵巻を参考にしながら、 1971年に水仙を再現し、90年に撫子、 2011年に斧鉞を完成させました。 材料調達から自分たちの手で 1旗ずつ復元してきました。 青龍刀は、3年ぶりの開催となる今月9日の 那覇大綱挽でもお披露目しますが、 青龍刀を初めて上げた実行委員会のメンバーは 「那覇大綱挽ではどこよりも勇ましく上げたい。 世界平和やコロナ収束に御利益があれば良い」 と意気込みました。