2022年のハジマザ。まだまださまざまな制限下でライブが行われていたそのステージで猪狩修平(Vo. Gt)が会場に問いかける、「パンクロックの逆襲はこのハジマザからはじまる」と。それから2年、初の2日間ソールドアウトで迎えた今年のハジマザ。アメリカツアーを経て『California』に新たな息吹が芽生え、これまでの9月開催を10月末に移し心地よい風の中で聴く『Summer Breeze』もいつもとは少し違う響きを持つ。音楽が好きな全員で歌う『Don’t worry my friend』。そして年内で一旦活動を休止するかなすとまた必ず同じステージに立つことを誓う『Goodbye to say hello』に込めた想い。本気でやり続けた人たちへのアンセム『You Are The Best』。「パンクロックを人生で1度も疑ったことはない」と常々語る猪狩がメンバー、参加アーティスト、そして超満員の観客とともに生み出した唯一無二のパフォーマンスの数々。一方でさまざまな事情で参加できなかったアーティストへの想いがエールとなって会場にこだまする。そこにあるのは互いへの配慮と感謝、そして抑えることのできない昂る気持ちであり、これこそがパンクロックの魂なのだろう。そんな熱い2日間の模様をHEY-SMITHメンバーとゲストアーティストがライブ映像を観ながら生トークで余すところなく振り返るプログラムです。
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